【筋トレ】ALLOUT-パワーグリップの使用レビュー(他社製品からの切り替え)

・パワーグリップには色んな種類があるけど、どれを買えばいいんだろう?
・ALLOUTのパワーグリップって安いけど実際どうなの?

こんにちは、キクです。

最近、何年も使い続けてきたGOLD'S GYMのパワーグリップに別れを告げて、新しいパワーグリップを購入しました。
何を購入したかというと、タイトルからも分かると思いますがALLOUTのパワーグリップです。
長年使ってきたパワーグリップからの乗り換えということで少し不安もありました。

しかし、先に結論をネタバレすると以下の通りです。

安い!使いやすい!大満足!

本記事ではALLOUTのパワーグリップについて、その辺をレビューしていこうと思います!

それでは、よろしくお願いします。

そもそも「パワーグリップ」とは

ALLOUTのパワーグリップレビューに入る前に、簡単にパワーグリップそのものについてご紹介させてください。

「そんなの知ってるよ」という方は読み飛ばしちゃって大丈夫です!

パワーグリップとは、トレーニングをサポートしてくれるアイテムの一種で、主に『握力補助』を目的として利用されます
特に高重量でのトレーニングなどの場合、対象部位を疲労させきる前に握力が限界を迎えてしまうことも多いです。
そんなときに握力を補助してくれるパワーグリップの存在は非常に頼りになり、相棒的存在とも言えるトレーニングアイテムと言えます。

パワーグリップに関するさらに詳しい内容は以下の記事でも解説しているので、ご興味のある方は読んでみてくださいね!
パワーグリップの装着方法や使い方をはじめ、どんな種目で活用できるかなども紹介しているので、パワーグリップを使ったことがない方は特に参考にしていただければと思います!

ALLOUTのパワーグリップについて

本稿では、数あるパワーグリップの中でも「ALLOUT」に絞ってご紹介していきます。

1. デザイン

トレニーングのモチベーションにも繋がる「デザイン」についてですが、形状は「The パワーグリップ」という感じで、余計な装飾等もなくシンプルで格好いいと感じます。
カラーバリエーションは比較的豊富で、以下のようなカラーが展開されています!
好きなカラーのパワーグリップを選んで、楽しくトレーニングしましょう!

1. オレンジ(Amazon)

2. カモフラ(Amazon)

3. グリーン(Amazon)

4. ピンク(Amazon)

5. ブルー(Amazon)

6. ホワイト(Amazon)

2. 使用感(レビュー)

本稿では、本記事のメインテーマでもある「使用感」について触れていきます。

個人的な見解ですが、パワーグリップの利用にあたっては以下の3要素は大切にしています。

  1. グリップ力
  2. 手首ベルトの粘着力
  3. 手首ベルトのフィット感

なぜこれらの要素を重視するかの理由も含めて、僕なりの使用感をお伝えできればと思います。

1. グリップ力

まずは「グリップ力」についてですが、こちらはパワーグリップを使う上で一番重要な要素と言えるかもしれません。

というのも、パワーグリップの利用目的は「握力補助」であり、仮にグリップ力が弱かったら結局握力でバーを握らなければならないからです。
その点で言えば、ALLOUTのパワーグリップでは「グリップ力」は申し分ないと感じました。

僕の場合、懸垂やデッドリフトなどの背中の種目でパワーグリップを使うことが多いですが、特にデッドリフトなど高重量を扱うような種目においてもしっかりと握力を補助してくれます。
もし高重量でトレーニングをしている最中に握力が尽きて、慌ててバーベルをラッキングに戻すなどの行為はケガのリスクも高くなります
そういった意味で、高いグリップ力でしっかりと支えてくれるのは非常に頼りになりますね!

2. 手首ベルトの粘着力

次に重視しているポイントは「手首ベルトの粘着力」です。
「手首ベルトの粘着力って何?」と思う方もいるかもしれませんが、簡単に言えばマジックテープの強度のことです。

僕がなぜこの部分を重視しているかと言うと、長年使ってきたパワーグリップが最初に限界を迎えたのがマジックテープ部分だったからです。
「あまり貼り付かなくなってきたな」と感じつつもしばらくは使っていましたが、最悪な時にはデッドリフト中にマジックテープが剥がれてしまうこともありました。
こうなると、実質片手だけは100%握力頼りになるため、左右で均等な負荷がかかりにくくなってしまいます。
そんな状態では、とてもいいトレーニングはできません。

もちろんこれは長年使用したことによる経年劣化、すなわち「寿命」です。
とはいえ、せっかく新しいパワーグリップを買うのであれば、この部分は重視したいという思いがありました。
特にALLOUTのパワーグリップは非常に低価格ということもあり「マジックテープの強度は大丈夫だろうか?」という心配がありました。

しかし、実際に使ってみると「ベリベリッ!」と非常にしっかりとした粘着力があったので安心しました(笑)
もちろんトレーニング中に剥がれるということもありませんから、集中して質の高いトレーニングを行うことが可能です。

3. 手首ベルトのフィット感

最後は「手首ベルトのフィット感」になります。
これは完全にパワーグリップのサイズに依存するところではありますが、非常に重要なポイントです。

以前使っていたパワーグリップは、少し大きめのサイズを購入してしまったせいか、そのまま着けると手首部分がユルユルでした。
ユルユルだとどうなるかと言うと、デッドリフトのような真下に負荷がかかる種目の場合、かなりの負荷が手首にかかります
別の表現をすると「手首が引っこ抜けるような負荷」とも言えます。

少し試してみてほしいのですが、ご自身の手を以下の2パターンで強めに引っ張ってみてください。

  1. 手首を掴んで引っ張る
  2. 指を4本程度掴んで引っ張る

どちらの方が負担が大きいでしょうか?

おそらく指を掴んで引っ張った時の方が「手首が引っこ抜けるような感覚」があったのではないでしょうか。
一方で手首を掴んで引っ張った場合には、それほど痛みなども感じなかったと思います。
適切なサイズのパワーグリップを利用している場合には、高重量を扱っていても「手首を掴んで引っ張る」場合と同じ負荷のかかり方がするので、変な痛みもなくトレーニングに集中することができます

ちなみに、ALLOUTのパワーグリップに関して僕は手首の周囲16.5cmでM / Lサイズを使っていますが、ユルユルすることもなくで非常に使いやすいです。
ただ、改めて確認してみると手首ベルトが余ってはいるので、もしかしたらSサイズでもいけるかもしれませんね。

手首は比較的サイズの変動は小さな部位なので、「これからガッツリ筋トレしたら太くなるだろうから大きめを買っておこう」といったことをする必要はないかなと思います!

補足情報

ALLOUTのパワーグリップのサイズに関して、販売元によって若干サイズ表記方法が異なっています。
具体的には、Amazonの「フリー」と表記されているサイズが、楽天では「M / L」となっいます。

しかし、これらはどちらも同じ「16~20cm」のサイズなのでご安心ください。

4. もしサイズを間違えてしまったら?洗濯も不要になるおすすめの対処法

補足情報ですが、もしサイズを間違えて て「ユルユルだ…」という場合に便利な対処法についてご紹介します。

僕がおすすめするのは、100均などで販売されている「指なしグローブ」を使うことです。

これには次のようなメリットがあります。

  1. 手首の厚みが増して、パワーグリップがフィットしやすくなる
  2. あらゆる種目で手のひらを保護してくれる
  3. パワーグリップが手首に擦れるのを防ぐ
  4. 汚れるのは基本グローブであるため、洗濯するのもグローブだけでOK
  5. 安いので気軽に買い替えやすい

実際に「指なしグローブ」をした状態でパワーグリップを装着すると、下図のようになります。

先ほどの装着写真よりも余分なあまりもなく、ピッタリとフィットしているのが分かるかと思います。

ちなみに「指なし」の理由ですが、単純に着脱がラクなのと、夏場に暑くないからです。
僕は以前のパワーグリップがユルユルだったというのがきっかけで「指なしグローブ」を使い始めましたが、メリットが多いので今でも使っています。

僕は上記のような使い方をするので、基本的にはパワーグリップを洗濯することはありません。
調べてみると本製品を洗濯すること自体は問題ないようです。
ただ、「使用上は問題はないが、繰り返し洗濯することで部分的に布が剥がれてくる」といったレビューもありました。
そういった意味でも、手軽に購入可能な指なしグローブをある種「使い捨て」として活用して、パワーグリップを長期的に大切に使うという選択肢はいかがでしょうか?

3. 価格

パワーグリップに限らず、何かを購入する際には「価格」は重要な要素になりますよね。

以下に有名どころのパワーグリップの価格を3種類ほど並べてみます。

Noメーカー品名定価
1ALLOUTパワーグリップ2,980円
2Versa GrippsVersa Gripps PRO9,380円
3GOLD'S GYMG3710 / パワーグリップ(プロタイプ)14,300円

これらはパワーグリップ界でもかなり「王道」といいますか、ジムに行けば見かける頻度も非常に高いパワーグリップかと思います。
その中でもALLOUTのパワーグリップは非常に低価格であることが分かります。
パワーグリップと同じく「握力補助」を目的としたトレーニングギアに「リストストラップ」というものがありますが、こちらはGLOD'S GYMのものでも定価2,222円と比較的安価ではあります。
好みの部分もありますが、個人的にはガッツリしたトレーニングにはパワーグリップの方が向いていると思うので、リストストラップと同程度の価格でパワーグリップが手に入るのは魅力的に感じます。

もちろん探せば低価格のパワーグリップはたくさんあるとは思いますが、「安かろう悪かろう」という言葉もあるように、必ずしも品質の高いパワーグリップかどうかは分かりません。
その点、ALLOUTのパワーグリップは低価格ながら高品質であると感じます。

そして個人的には、低価格であることは「買い換えやすい」という点でも非常に強いのではないかと思います。
というのも、以前まで使っていたはGOLD’S GYMのパワーグリップは、上記の通り決してお安くはないので「もっともっと使わないと!」という気持ちがどこか働いていました。
もちろん非常に良いパワーグリップだから長く使い続けたというのは大前提ですが、マジックテープの貼り付きが弱まっても使い続けていたのは価格の部分が関わっていたのは間違いありません。

おそらくALLOUTのパワーグリップもいずれはマジックテープ部分が弱まってくるとは思います。
これは消耗品である以上仕方のないことです。

しかし、低価格であることで再購入のハードルがグッと下がると僕は考えます。
ひとつのものを長期的に使うことはとてもいいことではありますが、本来の性能が発揮できなくなったものを使い続けるのは「トレーニングの質」という観点から言えばあまり好ましくありません。
そのため、再購入までのハードルを下げてくれるほど低価格でありながら高品質というのは、ALLOUT パワーグリップの強みだと言えます。

4. ALLOUT公式アンバサダー紹介

最後にALLOUTの公式アンバサダーをご紹介します。

僕ひとりのレビュー情報だけよりも「こんなすごい人達も使っている!」という情報があった方が、よりALLOUTの良さが伝わるかなと思います。
ALLOUTの公式アンバサダーとしては、次のような方々が名を連ねています。

  1. 石本ファルーク選手(IFBB PRO)
  2. 倉地美晴選手(IFBB PRO)
  3. 竹本直人選手(IFBB PRO)
  4. 廣川翔一選手(IFBB PRO)
  5. ポパイ関根選手(IFBB PRO)
  6. 湯浅幸大選手(IFBB PRO)

  and more …

現在のボディーメイク業界を牽引する一流の選手たちの名前がズラリと並んでいます。
これはとても凄いことで、低価格だからといって決して品質が悪いわけではないことの裏付けとも言えるのではないでしょうか。

僕自身もALLOUTのパワーグリップには大変満足しているので、パワーグリップそのものを使ったことがない方や、他のパワーグリップからの買い替えを検討中の方には是非お試しいただきたいです。

おわりに

いかがだったでしょうか。

今回は数あるパワーグリップの中からALLOUTの製品をご紹介しました。
他のメーカーから切り替えたことで分かったこともあったので、そのあたりで少しでも参考になる情報をお伝えできていれば嬉しいです。
パワーグリップ自体は持っていて絶対に損はないので、少しでも気になった方は是非試してみてくださいね!

本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは!

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