
こんにちは、キクです。
以前までガチのジムトレーニーだった僕ですが、ホームトレーニーになって早くも1年近くが経過しました。
引越しを機に、現在は「家で頑張る!!」という気持ちも強く、自宅での筋トレ(通称:家トレ)をするための器具もそれなりに整ってきたかなと感じています。
そんなわけで、今回は『自宅での筋トレで揃えておきたいでオススメの器具6選』というテーマでいこうと思います!
次のような悩みをお持ちの方の参考になれば嬉しいです!
・自宅での筋トレを頑張っているけど、そろそろ器具も増やしていきたい
・自宅での筋トレで必要な器具ってなんだろう?
・家だと場所も限られてるし、なるべく器具選びで失敗したくない
本記事の内容
それでは、よろしくお願いします。
はじめに
僕は元々ジムでのトレーニングを主体としていたこともあり、それなりに筋トレに対する土台は形成できています。
そのため、あなたが筋トレ初心者の場合には今回ご紹介する器具全てが最適であるとは限りません。
とはいえ、「すべて中〜上級者向けか?」と言えばそんなことはなく、「レベル問わずこれは揃えておきたい」という器具もご紹介しています。
器具がどのレベル向けなのかの参考に「◎, ○, △」マークをそれぞれ記載しているので、選ぶ上でのご参考にしていただければ嬉しいです。
ちなみに、「どのレベル向けなのか」の選定は僕の感覚で決めさせてもらっているので、予めご了承ください(笑)
自宅トレのメリット / デメリット
おすすめ器具紹介に入る前に、僕が思う「自宅トレのメリット / デメリット」を簡単にご紹介させてください。
メリットやデメリットに目を向けながら器具選びをすることで「こんなはずでは…」という失敗も減らせるかと思うので、参考にしてみてください。
メリット
自宅トレのメリットには次のようなものが挙げられます。
自宅トレで何より嬉しいのは「月額0円」であるということです。
「筋トレが大好き!」と思っていても、可能な限り出費は低いに超したことはありません。
自宅トレは器具購入費用こそかかるものの、それ以降は基本的にお金がかからないというのが魅力です。
また、「時間」の観点からも自宅トレにはメリットがあります。
1つ目は「ジムまでの移動時間」の観点。
僕はジムトレーニングを主体としていた頃も自宅から近いジムに通っていたのでそこまで影響はなかったのですが、やはり天候が悪い日などはジムに行くのが億劫になることもありました。
2つ目は「トレーニング時間」の観点。
ジムに行くからにはそれなりにまとまった時間を確保する必要があります。
しかし、必ずしもまとまった時間が確保できないこともあります。
一方で、自宅トレの場合にはトレーニング時間を分割するということも比較的容易です。
例えば朝に胸トレ、夕方に肩トレということも可能です。
デメリット
自宅トレのデメリットには次のようなものが挙げられます。
筋肉を付けていくためには「異なる刺激」を与え続けることが大切です。
ずっと同じ重量や同じ種目でのトレーニングでは、いずれ成長が止まってしまいます。
ジムであれば様々なマシンがあったり、負荷調整が可能な環境が整っています。
一方で、自宅トレでは細かな負荷調整やトレーニングにバリエーションを持たせることが難しいです。
また、「モチベーション」というのも自宅トレの大敵だったりします。
ジムに行けば筋トレに励む人がたくさんいるので、そんな環境に身を置くことで勝手にモチベーションが上がることも多いでしょう。
しかし、自宅トレの場合には良くも悪くも「自分一人の空間」であるため、「今日はやらなくていいか」となってしまう人が多いのも事実です。
モチベーションの低下を防ぐためには、やはりトレーニング自体を楽しむ・好きになることが効果的です。
そのためにも、自宅トレを楽しむための環境を整える「器具選び」は大切になってきます。
自宅での筋トレで揃えておきたいオススメの器具6選+サポートグッズ4選
それでは、実際に僕も利用しているおすすめの器具をご紹介していきます。
本稿では、実際に筋トレで利用する器具を「メイン編」としてご紹介し、それに加えて筋トレをサポートするグッズを「サポート編」としてご紹介します。
メイン編
器具1. ダンベル

オススメ度 | ★★★★★ |
必要度 | ★★★★★ |
初心者 | ◎ |
中級者 | ◎ |
上級者 | ◎ |
1つ目のオススメ器具は「ダンベル」です。
「自分は自重トレーニングしなやらない」という確固たる意思がある人でない限り、自宅トレをする上でダンベルは必須だと思います。
というのも、ダンベルがあるだけで本当に様々な種目を実施可能で、全身を鍛えることもできてしまうからです。
個人的には上図のような「プレートを付け替えられるタイプ」のダンベルをおすすめします。
なぜなら、筋肉は同じ刺激だけでは成長がいずれ止まってしまうからです。
ジムのようにダンベルが大量に置かれている環境であれば、非可変式のダンベルでも問題はありません。
しかし、自宅のように「スペースに限りのある環境」ではプレートを付け替えして重さを調整できるタイプの方が省スペースで済むので助かります。
また、基本的にダンベルやバーベルで利用されるプレートの穴径は規格が決まっているので、同じ規格のものであればダンベルに限らずバーベルで使い回すなんてこともできて、何かと重宝します。
ちなみに、最も一般的な穴径は「28mm」なので、このサイズを選んでおけば間違いないでしょう。
器具2. アジャスタブルベンチ

オススメ度 | ★★★★★ |
必要度 | ★★★★★ |
初心者 | ◎ |
中級者 | ◎ |
上級者 | ◎ |
2つ目のオススメ器具は「アジャスタブルベンチ」です。
アジャスタブルって何?って方もいるかもしれませんが、下図のように角度調節が可能なベンチ台になります。

こちらは前項の「ダンベル」と併せて持っておくと、実施可能なトレーニング種目が格段に増えます。
例えば、大胸筋上部を鍛えたい場合には「インクラインベンチプレス」などの角度をつけた種目が効果的ですが、可変式のベンチ台があればこのような種目もできてしまいます。
本格的に自宅トレを頑張るのであれば、「ダンベル」と「アジャスタブルベンチ」はセットで揃えておきたいですね!
器具3. アブローラー

オススメ度 | ★★★★☆ |
必要度 | ★★★☆☆ |
初心者 | ◎ |
中級者 | ◎ |
上級者 | ◎ |
3つ目のオススメ器具は「アブローラー」です。
こちらは認知度も高いので知っている方も多いかもしれませんね!
アブローラーでは「腹筋」をターゲットにしたトレーニングが可能です。
前述の2つの器具と違って「自重」で利用する器具ですが、腹筋に対して強い刺激を与えることができます。
「膝コロ」「立ちコロ」なんて言ったりもしますが、フォームによって強度の調節もできるので、扱いやすく持っていて損はない器具ですね。
アブローラーは基本的にどれを選んでもいいような気がしますが、個人的にはホイールとバーのみのシンプルなタイプがいいかなと思います。
器具4. 懸垂マシン

オススメ度 | ★★★★★ |
必要度 | ★★★★☆ |
初心者 | ○ |
中級者 | ◎ |
上級者 | ◎ |
4つ目のオススメ器具は「懸垂マシン」になります。
この辺りから中~上級者向けになってきますが、個人的には「本当に買ってよかった」と思っています。
というのも、自宅トレで背中を鍛えるのってなかなか難しいんですね。
先の「ダンベル」を使っても背中を鍛えることは可能なんですが、下から引き上げる種目が多くなりがちです。
広い背中を目指すなら懸垂やラットプルダウンと呼ばれる「上から引張る種目」が効果的です。
となると、やはり懸垂マシンが家にあった方がと家での背中トレの質がグッと上がります。
懸垂マシンと言っても様々なタイプがありますが、僕がおすすめしたいのはWASAIの「MK780」という器具です。
こちらは懸垂ひとつとっても様々なグリップでできる上に、後述の「バーベル」や「ケーブル」を使ったトレーニングにも対応できるので非常に重宝しています。
MK780の詳細については、以前他の記事でご紹介しているので、気になる方は是非チェックしてみてください!
関連記事:【筋トレ】おすすめの懸垂マシン「WASAI MK780」を選んだ理由とレビュー
器具5. バーベル

オススメ度 | ★★★★☆ |
必要度 | ★★★★☆ |
初心者 | ○ |
中級者 | ◎ |
上級者 | ◎ |
5つ目のオススメ器具は「バーベル」になります。
「家でバーベル使うの!?」という方が大半かと思うので、こちらは中~上級者向けですね。
とはいえ「自宅トレ頑張る!」と割り切った僕にとって、バーベル種目ができるか否かは大きな問題でした。
最初はダンベルである程度満足していたのですが、やはりスクワットなどはバーベルを担いでやりたいという気持ちも強かったです。
ベンチプレスなどもバーベルの方が重量を扱えますし、何かとバーベルの利点は多いです。
ただ、やはりバーベルはそれなりにスペースを取る器具なので、「買ったけどやっぱり使わなかった」というのは避けたいところ。
そのため、ある程度筋トレに対する土台が整って、「今後も継続して頑張ろう」という方に是非おすすめしたい器具ですね!
器具6. ケーブルマシン

オススメ度 | ★★★★★ |
必要度 | ★★★☆☆ |
初心者 | △ |
中級者 | ○ |
上級者 | ◎ |
6つ目のオススメ器具は「ケーブルマシン」です。
バーベル以上に「家で!?」となるかもしれませんね(笑)
こちらは僕が一番最近導入した器具になりますが、本当に買ってよかったなと感じています。
というのも、ダンベルやバーベルなどのフリーウェイトとは違う刺激を与えられますし、何より重り(プレート)さえセットしておけば気が向いたときに数セットだけでもすぐにトレーニングができてしまうという点。
例えば、在宅ワークをしている日の休憩中にパッと1~2セットだけやるとか。
ジムトレーニーにはなかなかできないでしょう!
筋トレは継続が大切なので、こうした「短時間でもできる」というのは非常に重要です。
設置も簡単で、前述の「懸垂マシン」などある程度の重さに耐えられるものに付属のベルトとケーブル付きの滑車を取り付けるだけです。

ケーブルマシンの詳しい情報は以下の記事で取り上げているので、気になる方は是非チェックしてみてください。
関連記事:【筋トレ】自宅でのケーブルトレーニングを可能にする省スペース器具
サポート編
ここからは「サポート編」と称して、筋トレを手助けしてくれるサポートグッズについて簡単にご紹介していきます。
サポートグッズ1. パワーグリップ

1つ目のオススメサポートグッズは「パワーグリップ」です。
こちらは「握力補助」を主な目的としており、高重量を扱うような種目や、握力を使うような種目で重宝します。
鍛えたい部位よりも先に握力が限界を迎えてしまうのは勿体ないので、パワーグリップを活用して更に目的の部位を刺激していきましょう!
パワーグリップの詳しい情報は以下の記事で取り上げているので、気になる方は是非チェックしてみてください。
関連記事:【筋トレ】パワーグリップの使い方とおすすめ種目10選
サポートグッズ2. リストラップ

2つ目のオススメサポートグッズは「リストラップ」です。
こちらは「手首の補強」を目的としたアイテムです。
例えばベンチプレスなどの場合、手首が寝ている状態よりも垂直になっていた方が力が伝わりやすいですし、怪我もしにくいです。
リストラップを利用することで、手首が曲がるのを防いでくれるので、安全かつ効果的にベンチプレスなどの種目に取り組むことが可能です。
リストラップの詳しい情報は以下の記事で取り上げているので、気になる方は是非チェックしてみてください。
関連記事:【筋トレ】リストラップの使い方と効果的なトレーニング種目を解説
サポートグッズ3. リストストラップ

3つ目のオススメサポートグッズは「リストストラップ」になります。
前述の「リストラップ」と名前が似ていますが別物です。
こちらはパワーグリップと同様に「握力補助」を目的としたアイテムです。
一般にパワーグリップよりも安価なので「握力補助を体感してみたい」という場合にも手軽に試せます。
また、基本的壊れないので長期的に使えて便利です。
リストストラップの詳しい情報は以下の記事で取り上げているので、気になる方は是非チェックしてみてください。
関連記事:【筋トレ】リストストラップの使い方とパワーグリップとの使い分けを解説
サポートグッズ4. ファットグリップ

4つ目のオススメサポートグッズは「ファットグリップ」というアイテムです。
こちらは前述の3つに比べるとメジャーではありませんが、家トレで特に課題となる「マンネリ化防止」に役立ちます。
使い方は簡単で、ダンベルやバーベルに取り付けるだけです。
通常のバーよりも太くなるので、いい意味で握り辛くなり、前腕などにも強い刺激が入ります。
そのため、「握力を強化したい」などの場合にも効果的なアイテムになっています。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は自宅での筋トレにおいてオススメの器具を6個と筋トレを助けるサポートグッズを4個ご紹介しました。
本記事でご紹介した器具やサポートグッズは、実際に僕も自宅トレでガッツリ使用しているので、かなり「利用者目線」での内容になっているかと思います。
冒頭でも少し触れましたが、すべてを揃えるのは必須ではありません。
ただ、僕はこれらの器具を使ってみて家トレの質が上がりましたし、後悔はなかったということはお伝えしておきたいです(笑)
あなたの自宅トレがより充実したものになるよう、本記事がお役に立てれば嬉しいです!
本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは!