【自己啓発】「感謝」に意識を傾けることで「幸せ」を感じる機会も増えていく

2022年9月22日

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こんにちは、キクです。

読書をしていると、さまざまな発見や気付きがあります。
先日読んでいた本には「感謝」「幸せ」について考えるきっかけを与えてくれた言葉たちがいくつかありました。
あたりまえのように過ぎ去っていく日々の中にも感謝できることはたくさんありますが、
あたりまえすぎて感謝することを忘れてしまいがちでもあります。
それでも、そんなひとつひとつのできごとに「感謝」できるようになれば「幸せ」と感じられる瞬間も自然と増えていくはずだと考えられるようになりました。

というわけで、今回は『感謝と幸せ』をテーマに書いていきたいと思います!

それでは、よろしくお願いします。

書籍の紹介

タイトル:望む現実は最良の思考から生まれる グッド・バイブス・ルール
著者  : ヴェックス・キング / 訳:桜田 直美
出版社 :Disciver

補足事項

本記事にて書かれている内容は、上記書籍の内容から学んだことが含まれています。
また、本記事は僕の「思考の整理」も目的の1つにしています。
この2点について、記事を読む前にご理解いただけますと幸いです。

幸せは与えられるものではなく見つけるもの

本章では、「幸せ」という感情を感じる機会を増やすためにできることについて書いていこうと思います。

あたりまえの中にも幸せは潜んでいる

TwitterやInstagramを始めとするSNSからの情報の取得。
Amazonを始めとしたモノの取得。
昔に比べてさまざまなものを手に入れやすくなった現代。
言ってしまえば「何でも手に入りやすくなった時代」に生きる僕たちは、昔に比べて「幸せ」というものも比較的手にしやすくなったのかもしれません。

しかし、本当に「何でもすぐに手に入りやすい = 幸せ」なのでしょうか?
それはきっと半分正解で半分不正解なように思います。
確かに、注文した商品を数日後あるいは当日に届けてくれるAmazonのようなサービスを利用できる時代に生きられることは、ひとつの「幸せ」と言えるかもしれません。

一方で、何かトラブルがあって商品が全然届かないときなど「いつものサービスレベルとのギャップ」が大きいほど激しいストレスを感じる人も多いのではないでしょうか。
この時、もしAmazonのような「迅速な配達」というものをそもそも知らなければ、商品が手元に届くのが遅いことに対して激しいストレスを感じることもないかもしれません。
これは見方によっては、Amazonが提供してくれる「迅速な配達」というサービスを知らない方が幸せと捉えることもできてしまいます。

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何でも手に入りやすい環境というのは間違いなく「便利」です。
しかし、あくまでも「便利」なだけであって「幸せ」とは違ったものなのかもしれません。
人は慣れる生き物です。
最初は「便利」に対して感動したり幸せを感じていたとしても、時間が経つと「あたりまえ」に変わってしまいます。
あたりまえに変わってしまうと、そこに対しての感動は無くなっていきます。
また、不都合があった際には、逆にストレスの原因にさえなってしまうのです。

次のような言葉がありました。

他人、場所、ものは、幸せを運んできてはくれない
幸せは、自分の中にある

出典:望む現実は最良の思考から生まれる

ここまでAmazonのサービスレベルを例に話を進めてきましたが、この言葉をご紹介するための前置きでした。
前置きが長くなってしまい、すみません。
ただ、僕はこの言葉は非常に大切な考え方だなと感じました。

Amazonは迅速にモノを運んできてくれるけれど、幸せを運んできてくれるわけではありません。
運ばれてきたモノが手に入ることで、その瞬間には幸せを感じることもあるかもしれません。
「かもしれない」というより、僕もAmazonのダンボールを開ける瞬間はなぜかワクワクしてしまうので他人事ではないのですが•••笑
ただ、既に触れたように「人は慣れる生き物」です。
モノが手に入ったことで得られる感動や幸せは、時間が経つと薄れてしまいます。
そういった幸せばかりを追い求めていては、いくらお金があっても足りません。

幸せの形は人それぞれですが、自分の外側にばかり幸せを求めていると「しんどくなるとき」があるかもしれません。
というのも、お金がなければモノは買えませんし、他人の言動で左右される幸せはコントロールできないからです。
一方で、自分自身というのはコントロールができます。
自分が何に対して「幸せ」を感じるのかもコントロールができるはず。
あたりまえに過ぎ去っていく日々の中にも、必ず「幸せ」は隠れています。

何か"モノ"を手に入れることだけが幸せではない。
ご飯が食べられること、陽の光を浴びて気持ちいいと感じること、家族と時間を共に過ごせること。
これらを「あたりまえの環境」と一括りにしてしまうことで幸せを感じない人もいれば、同じできごとに対しても幸せを感じられる人もいる。
「幸せ」という自分の中にある感情を、いろんなできごとに対してに結びつけることができれば、幸せを感じる機会も格段に増えるはず。
そしてその「幸せの感情の結びつけ」をするのは誰なのかといえば、他の誰でもない「自分」です。

「このできごとは幸せだな」
「あ、あのできごとも実は幸せなことなんだ」

こんな風に「自分の中にある幸せ」ともっともっと見つけていきましょう。
大きい1つの幸せと掴み取ることも素敵なことですが、小さいたくさんの幸せに気が付けることの方が長期的には「幸せ」なのではないかと思います。

他人と比べても辛いだけ

次のような言葉がありました。

比較する時はたいてい自分より上の人と自分を比べる
そのため、すでに持っているものに感謝することを忘れてしまう

出典:望む現実は最良の思考から生まれる

深いなーと思いました。
最近でこそ「比較する相手は昨日の自分」という考え方が僕の中で定着してきましたが、以前はよく他人と自分を比較してしまっていました。
当時は自分よりもスキルが高い人と自分を比べて、その度に焦りや劣等感を感じてしまっていました。
他人と比べることで闘志を燃え上がらせることができる人もいますが、それができる人ばかりではありませんよね。
そして上記の言葉にもあるように、比較対象は大抵自分より(立場やスキル面で)上の人であることが多い。
そうなると「何で自分はこんなにできないんだろう…」とネガティブ思考に陥りやすくなってしまいます。

他人と比べると自分の嫌な部分・弱い部分ばかりに目を向けてしまいがちです。
「自分はこんなに頑張っているのに、相手との差が縮まらないな」と感じてしまうのは、相手も同じように努力をしているからかもしれません。
しかし、一歩下がって自分を見てみれば、以前の自分と比べて何かしら成長している部分があるかもしれません。
過去の自分というのはそこから動くことはないので、今の自分との差(成長)を比較するのにピッタリの相手です。

「今あたりまえにできていることって、以前から同じようにあたりまえにできていたっけ?」

そんな問いを自分自身に投げかけてあげれば、自ずと自分の成長に気が付くことができるかもしれません。
そういった意味で、比較する相手は他人ではなく、「過去の自分」「昨日の自分」である方が精神衛生的にも適しているのではないかと感じています。

感謝する機会が多い方が日々を幸せに生きられる

「ありがとう」と思えるできごとって、大抵の場合は自分にとって「嬉しいできごと」「幸せなできごと」だと思います。
でも、意外と「ありがとう」と思えるできごとに対して「ありがとう」という感謝の気持ちを意識できている人は少ないのではないでしょうか。

最近何かに感謝したことをすぐに思い出せるでしょうか?

おそらく習慣的に「感謝」することを意識していないと、余程インパクトがなければすぐに忘れてしまうかもしれません。
日頃から「感謝」を意識している人の場合、もしかしたら今さっき何かに感謝していてすぐに思い出せるかもしれません。

次のような言葉がありました。

感謝できるものを数えるほど、感謝できるものが増えていく

出典:望む現実は最良の思考から生まれる

素敵な考え方だなと思いました。
実際に数を数えるかどうかは別として、数えられるくらい「感謝」に意識を向けることが大切なのではないかと思いました。

「道を譲ってくれたことに対して、ありがとう」
「電車が時間通りに来てくれたことに対して、ありがとう」
「自分の体が今健康でいられることに対して、ありがとう」

人から直接的に何かをしてもらった場合には、感謝の気持ちは比較的芽生えやすいかなと思います。
しかし、日常の中に潜むあたりまえのようなできごとに対しては、あまり感謝を意識することはないかもしれません。
ただ、この「あたりまえのできごと」に対しても感謝することができれば、自分の中に芽生える「感謝」の数が格段に増えていくはずです。
そして、感謝の数が増えることで「幸せだな」と感じる回数も自然と増えていきます。

今までと自分に起きているできごとは同じであったとしても、そこに「感謝」があるかないかで幸福度が変わっていく。
不思議な感じですよね。
でも、これってきっと非常に大切な考え方だと思うのです。

次の言葉も印象に残っています。

自分に対して優しさや尊重の気持ちを向けずにいると、私たちは不安になり、
そのことが自信、態度、健康に影響を与える

出典:望む現実は最良の思考から生まれる

TwitterやInstagramなどのSNSが代表的ですが、僕たちは非常に簡単に他人の発信する情報を目にすることができます。
浴びるほど情報が入ってくると言ってもいいくらい。
しかし、楽しい情報が入ってくるのと同時に無意識的に他人と自分を比較してしまうことも多々あります。
ただ、前章にもあったように他人と自分を比べることはネガティブな感情が生まれる原因になりやすいです。
「他人」の情報ばかりを見るのではなく、「自分」に対してもっと目を向けてあげる。
そうでないと自分から発せられる情報を見落としてしまい、不安になったり健康状態が悪くなることがあるかもしれません。

もし過去の自分と現在の自分を比較して、少しでも成長していることに気が付いたときには自分を褒めてあげましょう。
これもひとつの「感謝」になります。
大人になると「褒められる」という機会ってあまりないのではないかと思います。
例えば小学生のときには、テストでいい点数をとったりすると先生や親から「よくできました」と褒めてもらうことができます。
しかし、大人になるにつれてそのような機会は減っていくように思います。
でも褒めてもらうことって誰だって嬉しいはず。
それなら自分で自分を褒めてあげればいいんです。

自分の成長・努力を認識し、自分自身で正当に評価をしてあげる。
自分を褒めることにはお金もかかりませんし、誰も困らせることはありません。
それでも、意識をしていないと「自分を褒める」ってなかなかしないものです。
もっと自分に対して優しさや尊重の気持ち、はたまた感謝の気持ちを向けてあげましょう。

「君(自分)はいつもよく頑張っているよ。ありがとう。」と。

その方が、自分にとって肉体的にも精神的にもいい影響を与えるはずなので。

おわりに

いかがだったでしょうか。

僕は今回ご紹介した本を通して、「感謝」や「幸せ」について考える機会を与えてもらいました。
毎日忙しなく過ごしているとついつい「感謝」することを忘れてしまいがちですが、誰か他の人に対してや自分自身に対して、ときには自分を取り巻く環境に対して「感謝」をするということは、自分にとっての「幸せ」にも影響するものなのだと思えるようになりました。
みなさんにとっても本記事がそれらを考えるきっかきに少しでもなれていたら嬉しいです。

本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは!

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