【自己啓発】誰よりも長く付き合うのは「自分」であるということ

2022年9月10日

- 本記事にはアフィリエイト広告が含まれます -

mind-selfcare-1

こんにちは、キクです。

僕は最近読書にハマっているのですが、その中で「人生の主人公」について考えさせられるいくつかの言葉に出会いました。
本記事は、その言葉たちを自分なりに解釈して、思考を深めてみようと思ったことから筆を走らせています。
他人を思いやる気持ちはとっても大切ですが、同様に自分を思いやる気持ちも大切です。

しかし、SNSも含めてさまざまな情報が飛び交い、目に触れる現代においては他人の目ばかり気にしがち。
自分をないがしろにしている人も多いんじゃないでしょうか。

というわけで、今回は『人生の主人公』をテーマに書いていきたいと思います!



それでは、よろしくお願いします。

書籍の紹介

タイトル:望む現実は最良の思考から生まれる グッド・バイブス・ルール
著者  : ヴェックス・キング / 訳:桜田 直美
出版社 :Disciver

補足事項

本記事にて書かれている内容は、上記書籍の内容から学んだことが含まれています。
また、本記事は僕の「思考の整理」も目的の1つにしています。
この2点について、記事を読む前にご理解いただけますと幸いです。

人生の主人公は「自分」であるということ

まずは、本記事を書くきっかけとなった言葉を2つご紹介します。

他の誰かのエピソードで役割を演じてはいけない
スターは本人だけなのだから

言いたい人には言わせておこう
彼らがあなたに望む役割を、わざわざ演じてあげる必要はない
この世界で自分が演じる役割は自分で決める

「自分」という人間は、人生においてどのような立ち位置で振る舞うものなのか?

エキストラ?
それとも裏方?

いいえ、違います。
「自分」という人間は、自分の人生においての「主人公」です。
自分の「人生」という物語の主人公は自分以外にあり得ないのです。

ただし、現実に自分の役割がエキストラや裏方的な立ち位置である場合、それを否定するというわけではありません。

映画やドラマでは主役がいなければ物語は成立しませんが、主役だけでも物語は成立しません。
エキストラがいるからこそ、主役が栄えるのです。

ここで疑問が浮かぶかもしれません。
でもやっぱりエキストラは主役を光らせる引き立て役なのでは? と。

たしかに、物語全体で捉えるとエキストラは主役を引き立たせる脇役に見えてしまうかもしれません。
しかし、エキストラを演じている自分という視点で捉えると、エキストラは自分のストーリーにおける「主役だと思うのです。

mind-selfcare-3

表舞台に立つ人だけが主役ではない。
もし表舞台に立つ人だけが主役と言うならば、人類のほとんどが「脇役」になってしまいます。
みんなそれぞれ自分のストーリーを持っていて、その主人公なのです。

たとえ自身の役職がエキストラや裏方だったとしても、誇りをもって演じているならばそれは立派な「主役」。
大切なのは「自分の中でその役をどう捉えているか」ということです。
エキストラを演じることが問題なのではなく、エキストラを演じさせられることが問題なのです。

自分の意志で「これをやる!」と決める。

それが結果的に「エキストラ」なのであれば、それは大いに結構であると僕は思います。
なぜなら、誰かに命じられて仕方なく物語の「脇役」になったのではなく、自分の意志で「エキストラ」という自分のストーリ内での「主役」を選んだのですから。

誰よりも長く付き合うのは「自分」であるということ

mind-selfcare-2

次の言葉には衝撃を受けて、思わず「確かに!」と思ってしまいました。

人生でもっとも長く付き合う相手は自分自身だ
この関係を良好に保つことができて初めて、他の関係も良好に保つことができるようになる

どんなに他者と関わることが好きな人でも、人生で一番関わる時間が長い相手は「自分」です。
24時間365日、自分という相手との関係は切っても切り離せないのです。
自分との関係が劣悪な状態で、他者との関係を良好に保つのはかなりハードルが高いはず。
表面的には良好に見えても、根っこの部分では良好ではないかもしれません。
なぜなら、自分に対してネガティブな感情を抱えていると、他者に対して妬み/嫉みといった感情を抱きやすくなってしまうからです。

隣の芝生は青く見える

こんな言葉があるように、自分にないものを持っている人や環境はどうしても良く見えてしまうものです。
この感情そのものはある意味で仕方ないものです。
ただし、自分との関係が良好であるかそうでないかによってこの感情の方向性は大きく変わると思います。
自分との関係が劣悪な場合、「なんであいつはあんなに〇〇なんだ・・・(終わり)」のように、ネガティブな感情で終わってしまいます。

一方で、自分との関係が良好な場合には、「なんであの人はあんなに〇〇なんだろう?どうすれば自分はあんな風になれるだろう?」のように、
羨ましいという感情だけで終わらるのではなく次のステップに思考が進みやすいです。

隣の芝生が青く見えたら、自分の芝生も青くしようと心がけようとする

そんな表現が適切かもしれません。
どうすればあんな風になれるか?という思考から自ら方法を考えることもあれば、相手に直接聞くこともあるかもしれません。
もし、他者との関係性が良好でなければ「相手に聞こう / 教えを請おう」という思考に切り替えるのが難しくなると思います。

一方で、自分との関係性が良好な人は、他者のいい部分を素直に受け入れ、場合によっては積極的に吸収しようとするはず。
相手からしてみれば「自分のいい部分」を受け入れてもらうことに対して悪い気はしないので、結果的に両者の関係性は良好になりやすいと思います。
つまりは「自分との関係性を良好に保つこと」が「他者の関係を良好に保つこと」にも繋がってくるのです。

ではどうすれば自分との関係性を良好に保つことができるのか?
以下のような考え方がそのヒントかなと感じました。

つねに他人にとって大切な存在になれるわけではない
だからこそ、自分にとって大切な存在になることが必要だ
自分という人間を好きになろう
自分をケアしよう
自分にポジティブな言葉をかけよう
自分を支える人になろう

前章でもあったように人生の主人公は「自分」です。
他人にとって大切な人になれなくても、自分が自分を大切に思うことはいつでもできるはず。
「自己中心的(いわゆる自己中)」という言葉はネガティブな印象が強いですが、自分を大切にする上では自己中心的になっていいと思うのです。
他者に迷惑をかけないようにすることは生きていく上で大切かもしれませんが、それを気にしすぎて自分の身を滅ぼしてしまっては元も子もありません。
他人ばかりを気にして生きていくこと。
それは自分の人生ではなく、他人の人生を生きているようなものです。

人生において自分を中心に据えて、自分をケアしながら心を正常に保つ。
そうすることで自分との関係性は良好になります。
自分の心の健康があって初めて心から他者を思いやることができるはず。
繰り返しになりますが、まずは自分を大切に思うことが大切です。

おわりに

いかがだったでしょうか。

僕は今回ご紹介した言葉たちと出会い、そして本記事を書く中で「自分は人生の主人公になれているだろうか?」と改めて考えさせられました。
この記事を読んでいただいた方も「あ、自分を大切にできていないかもしれない」と考えるきっかけになれっていれば嬉しいです。

本記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではでは!

-自己啓発, 読書, ライフ