【自己啓発】正しい方向に「焦点」を合わせることで状況はきっと改善する

2022年11月6日

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こんにちは、キクです。

何事もうまくいかずに、気持ちがどんどんマイナスの方向に向かってしまう。
そんな経験は誰しも一度はあるのではないでしょうか。
しかし、ちょっとしたきっかけでそのマイナスの感情が吹き飛んでしまうということもあるのではないでしょうか。

同じ場所に立っていたとしても、トンネルの向こう側を見れば明るい出口が見えて、後ろを見れば暗闇が広がっているかもしれません。
感情も同様にどの方向に焦点を合わせるか」によって、ポジティブにもネガティブにもなり得ると思うのです。
僕が少し前に読んでいた本で、そのような「焦点」について考える機会があったので、心に残った言葉たちの紹介と共に整理していきたいと思います。

というわけで、今回は『焦点』をテーマに書いていきたいと思います!

それでは、よろしくお願いします。

書籍の紹介

タイトル:望む現実は最良の思考から生まれる グッド・バイブス・ルール
著者  : ヴェックス・キング / 訳:桜田 直美
出版社 :Disciver

補足事項

本記事にて書かれている内容は、上記書籍の内容から学んだことが含まれています。
また、本記事は僕の「思考の整理」も目的の1つにしています。
この2点について、記事を読む前にご理解いただけますと幸いです。

正しい方向に「焦点」を合わせることで状況はきっと改善する

冒頭でも触れたように、どこに「焦点」を当てるかによって人の気持ちはポジティブにもネガティブにも容易に傾いてしまうと僕は思っています。

人生でうまくいかないこと、思い通りにならないことはたくさんある
それでもきちんと探せば、うまくいっていることもたくさん見つかるはずだ

メンタルが限りなくネガティブになっているとき、大抵は「うまくいっていないこと」に焦点が向いてしまっています。
「あれもできない…」
「これもできない…」
そんな風にできないこと」にばかり焦点が当たっていれば、ネガティブになるのも無理はありません。

しかし、僕も含めてですが「うまくいっていること」「できるようになったこと」に焦点を当てることは忘れてしまいがちです。
今あたりまえにできていることは、以前からあたりまえにできていたのか?
そんな風にあたりまえなこと」に焦点を当ててみると、意外と自分が成長していることに気が付くことができるかもしれません。

どんな些細なことでも、成長の実感を積み重ねることは間違いなく自分をポジティブな方向に向かわせてくれるはずです。

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何か問題に直面している時でも、基本的には考え方は同じです。

問題そのものに意識を集中するのではなく、

解決策の方に意識を集中するようになると状況はだんだんと改善していった

多くの人は何か問題が発生したような場面では「やってしまった・・・」と悔いる方向に焦点を向けてしまいがちだと思います。
しかし「既に起きてしまった問題」というのは、変わりようのない「事実」です。
時間がかかっても受け入れるしかありません。

最近観たSPY×FAMILYというアニメでも、次のようなセリフがありました。

ミスを引きずるよりも、今後の対策に思考を費やす方が建設的だからな

言葉は違えど本質的には同じことを言っているなと感じました。
つまりは既に起きてしまったこと」に焦点を当てて後悔することに労力を費やすよりも、せっかくなら「今後どうしたら良いか」という部分に焦点を当てて、そこに労力を費やした方が遥かに有意義なのではなかろうかということです。

その瞬間は落ち込んでしまったとしても、次の一歩を踏み出すために落ち込み続けないことが大切ですよね。
僕も意識していきたいなと思います。

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自分を責めても状況は変わらない
いちばん大切なのは「次に何をするか」ということだ

「やってしまった・・・」と後悔することに労力を費やすのは避けた方がいいということは既に触れましたが、もっと避けたいのは「自分を責めること」だと思います。

「自分はなんでこんなにダメなんだろう・・・」

「なんでだろう?」から思考を深めて改善策を考える方向に向うのであれば、それはプラスに働く良い思考だと思います。

しかし、ただ自分を責めるだけなのであればマイナスしかありません。
「できなかった自分」に焦点を当てるのか、「なぜできなかったのか」に焦点を当てるのかという違いは、その後の未来に大きく影響していくはずです。
せっかくなら「なぜできなかったのか?」に焦点を当てて、原因究明に思考を費やしたいものです。
そうすれば失敗が失敗で終わらず、次の行動に向けての1つの要素としてポジティブに捉えられるはずです。

恐怖の少し先には可能性が広がっている

日々生活をしていく中で「成長したな」と実感するタイミングは多かれ少なかれあるかと思います。
僕がそれを実感するタイミングの1つが「仕事で問題が発生したとき」です。
エンジニアという職業柄、さまざまなエラーや障害に直面することがよくあるのですが、その問題を解決した時には「成長した」と実感することができます。

快適空間の外に出て、自分の恐怖と向き合おう
人が成長するのは安穏と暮らしているときではなく、困難に立ち向かったときだ

決められた作業をこなして、想定通りの結果を得る。
そういう働き方というのも、正直なところ嫌いではありません。
むしろ心地良いので好きなくらいです。
しかし、そこで「成長した」と実感できるかといえば、答えは「No」になります。

障害などの問題に対応するのは正直しんどいです。
そのときはイライラしたり心が擦り減ってしまうこともあります。
でも、大抵の場合はあとで振り返ったときにその経験は間違いなく自分にとってプラスになっています。

日々心地よい仕事ばかりするのではなく、ときには刺激のある環境も成長するためには必要です。
「ときには」と書いたのには理由があり、何事もバランスが大切だと思うからです。
しんどいことばかりしていては、メンタルが崩壊してしまうかもしれません。
ただ、特に変化のない「快適空間」の中に居続けても成長は見込めません。
「適度な刺激」と「快適」をバランスよく取り入れることが、成長するための理想的な形なのではないかと僕は思います。

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信じる心を持ち、恐怖を手放せば、平凡な人生が非凡な人生になる
そして、人生において高次の目的とつながることができる
なぜなら、一生を通じて真剣に成長することを目指し、全身全霊を傾けて努力していれば、
そうならないのが不可能だからだ

「信じる心を持つ」というのは、自分に自信が持てない人にとってはハードルが高いことです。
僕もどちらかといえば自信は持てない方です。
でも最近になって少しずつ自信を持つためのコツを掴んできたようにも感じています。
僕の場合、それは準備をすることです。
「何をあたりまえな」と思う方もいるかもしれませんが、僕にとっては大きな発見でした。

コツコツ継続するのは得意な方なので、準備をコツコツしていく。
準備をしていく過程で少しずつ自信が持てるようになっていくのを感じます。
発表に向けた資料の準備だったり、試験に向けた対策勉強だったり。
準備されたモノの有無が結果に大きく影響するのは明確です。
それと同時に、自信がある状態で臨むのと、自信がない状態で臨むのとでは、これもまた結果に大きく影響するはずです。

自信がなければ恐怖を手放すことは難しいのではないでしょうか。
そして、厄介なことに自信を持つことも簡単ではありません。
それでも、人それぞれ自信の付け方は必ずあるはずです。
「怖い」「不安」という感情にばかり焦点をあてていたのでは、今の場所からは一歩も動くことができません。
しかし、自分なりの「自信の付け方」を見つけて、そこに焦点を当てることで小さくても一歩を踏み出すことはできるようになります。

「塵も積もれば山となる」という言葉があるように、そうした一歩一歩を積み重ねていくことで、気付けばものすごい距離を進んでいることがあるかもしれません。
立ち止まっていたら変わりようのない人生も、小さな一歩を積み重ねることで間違いなく人生に変化が生まれる。
みんなが一発逆転なんか狙わなくたっていいと思うのです。
小さな一歩の積み重ねでも、人生は十分に動かせる
僕はそう信じて、今日も小さな一歩を踏み出そうと思います。

おわりに

いかがだったでしょうか。

今回は「焦点」をテーマに思考を整理してみました。
落ち込んでる時ってどうしてもマイナスな方向に考えてしまいがちですが、少し角度を変えた方向に焦点を当てるだけでも全然違う景色が見えることもあります。
落ち込みすぎないように、小さな一歩を踏み出せるように、意識的に「焦点」の合わせ先をコントロールしていきましょう!

本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは!

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