【筋トレ】自作不要!Tバーロウを自宅で行うための器具と使い方を紹介

2025年1月10日

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こんにちは、キクです。

「Tバーロウ」という筋トレ種目をご存知でしょうか?

背中を中心に鍛えることができる定番の種目で、特に広背筋や僧帽筋を効率的に鍛えることができます。
しかし、ジムにある専用マシンで行うイメージを持つため、「自宅では無理」と諦めていませんか?

今回は、自宅でも簡単にTバーロウができる「Tバーロウアタッチメント」について紹介します。
本器具を使えば、自作や面倒な工夫なしに本格的なトレーニングが可能になります。

それでは、よろしくお願いします。

Tバーロウとは?

まず、Tバーロウという種目について紹介します。

Tバーロウは、バーベルの片側を固定した状態で引き寄せる動作を行うトレーニングです。
主に以下の筋肉をターゲットとしています。

Tバーロウで鍛える主な部位

  • 広背筋:背中を広げるための主要な筋肉
  • 僧帽筋:首から肩甲骨にかけて位置する筋肉
  • 菱形筋:肩甲骨の動きをサポート
  • 三角筋後部:肩の後ろ側を形成

これらの筋肉を同時に鍛えることで、背中全体に厚みを出すことができるため、特に男性においては理想的な体型づくりに役立ちます。

Tバーロウアタッチメントは自宅でTバーロウをするための救世主

ジムのように専用のマシンがある環境ではなく、自宅でTバーロウを行いたい場合には、バーベルを固定する方法が問題になります。

考えられる手段としては、以下のような工夫が必要でした。

  • 壁や角を使ってバーベルを挟む
  • 自作で固定具を用意する

これらは一時的な解決策にはなるものの、安全性や耐久性に課題があります。

そこで「Tバーロウアタッチメント」という器具の存在が脚光を浴びます。
この器具を使うことで、安全かつ簡単にバーベルを固定でき、トレーニングに集中することができます。

Tバーロウアタッチメントの特徴

Tバーロウアタッチメントには以下のような魅力があります。

1. 頑丈な作り

金属製のものが多く、耐荷重性に優れています。

重いプレートを使用しても安心してトレーニングできます。

2. 取り付けが簡単

本体は壁や床へのねじ止め、もしくはパワーラックなど安定した土台に挟み込むだけと非常に簡単です。

また、バーベルも片側に差し込むだけで設置完了です。

3. 省スペース設計

アタッチメント自体が小型で、使わないときであっても邪魔になりません。

ホームジムのように比較的狭い環境でも問題なく使用できます。

4. 多機能性

Tバーロウ以外にも、ランドマインプレスやロシアンツイストなど多彩な種目に対応可能です。

「省スペース設計」にも繋がりますが、限られたスペースで複数の種目に対応できるのは嬉しいポイントです。

自宅での設置とスペース

Tバーロウアタッチメントを使用するには、以下のスペースがあれば十分です。

  • 必要なスペース:2畳程度(トレーニング動作スペース含む)
  • 床材の保護:バーベルが床に接触しないよう、フロアマットやヨガマットなどを敷くのがおすすめ

設置方法

  1. パワーラックや壁など安定した部材に本体を取り付ける
  2. 設置位置に応じて付属の手回しノブもしくはビス(別売り)などで本体を固定する

Tバーロウアタッチメントを用いたの基本的なトレーニング方法

本項では、Tバーロウアタッチメントを用いての主なトレーニング種目について解説します。

Tバーロウのやり方(メイン)

  1. アタッチメントにバーベルの片側を通す
  2. もう一方の端にプレートを装着し、適切な負荷を設定する
  3. プレート側でバーベルをまたぐ
  4. 両手でハンドル器具(Vバー等)またはバーベル本体を握り、膝を曲げた状態で腰を前傾させる
  5. 胸を張り、対象部位を意識しながらバーベルを引き寄せる
  6. ゆっくりと元の位置に戻す
  7. 以降、5~6を繰り返す

注意点

Tバーロウを実施する上では以下の点に注意ましょう!

  • 背中を丸め過ぎないように注意
  • 負荷は無理のない範囲からスタート
  • 正しいフォームを意識する

Tバーロウ以外での活用方法

ランドマインプレス

主に胸上部と三角筋前部を鍛えるプレス種目です。

プレート側のバーベルの先端を両手で押し上げる動作を繰り返します。

ワンポイント

ベンチ台にバーベルを乗せるとやりやすいのでおすすめです!

ワンアームロウ

主に広背筋を鍛える種目です。

片手ずつでバーベルを引き上げる種目であるため、左右均等に狙うことができます。

ロシアンツイスト

腹筋、特に腹斜筋を鍛える種目です。

バーベルを左右に振りながら行います。

実際に使ってみた感想

本項では、僕が実際にTバーロウアタッチメントを使ってみての感想についてご紹介します。

残念だったこと

まずは失敗談から先にお伝えします。

Tバーロウ購入後、いざ使ってみようと思った際に「うわー、まじかー」と感じたのが想定よりも接続部の穴が小さかったことです。

キク

まあ事前に測っておけば良かったとい話なんですけどね・・・笑

多くのTバーロウアタッチメントは、ジムに置いてあるようなプレート取り付け部分が太い「オリンピックシャフト」に対応しています。

しかし、自宅にオリンピックシャフトがあるという人はそこまで多くはないと思います。
オリンピックシャフトであればジャストサイズでアタッチメントと接続できるため、トレーニング中にバーベルがズレてしまうこともありません。

アタッチメントには2つの接続部があり、一見すると小さい方であれば通常の一般的なシャフト径28mmにピッタリ使えそうな雰囲気ですが、残念ながら小さい方の穴は使えません。

小さい方の穴は内径が約27.5mmとなっていて、若干シャフトよりも小さくなっています。
zawick製Tバーロウアタッチメントの販売ページによれば「外国規格の製品のため、28mmシャフトは入りません」と明記されていました。

ただ、これについては商品の口コミ等にも「小さい方の穴は使えない」という記載があったのでなんとなくは想定していました。

となると、大きい方の穴を使うことになりますが、そのままの状態ではアタッチメントの接続部とバーベルとの間に隙間ができてしまいます。
そうなった場合に、28mmのバーバルとアタッチメントをどのように接続するかというのが問題になってきます。

個人的に最も効果的だと思うのは、バーベルやダンベルのグリップ部を太くする「Fat Gripz」などのアイテム(以降ハンドグリップと記載)を先端につけてアタッチメントに差し込むことで擬似オリンピックシャフトを再現できるので安定性が高まります。

しかし、僕が持っていたハンドグリップ(Fat Gripz)は残念ながらアタッチメントには入りませんでした。

商品情報を比較したり、寸法を測ってみたりした結果としてはFat Gripz」が一般的なハンドグリップよりも大きいのかもしれないという結論に至りました。
というのも、zawick製Tバーロウアタッチメントの販売ページにて紹介されている利用可能なハンドグリップの寸法は50mmとなっていましたが、Fat Gripzは57mmありました。

先ほどの画像にもあるように、大きい方の穴は内径56mmなので入らないということになります。
そのため、もう少し握り幅の小さいハンドグリップであれば問題なく接続できるんだろうなと思いました(残念・・・)。

代替策として、バーベルの先端にリストラップやタオルを巻いた状態で接続部に差し込んむことで、少しでも隙間を埋めて使っています。
Tバーロウを激しく行うと抜けてしまうこともありますが、丁寧にやる分には問題ありません。

良かったこと

一方で、アタッチメントを使ってみて良かったなと感じたこととしては「自宅でのトレーニングの幅が広がった!」ということです。

キク

残念だったことを長々と書いてしまいましたが、この嬉しさは相当大きいです!

ジムに通っていた頃は当たり前のようにできていた「Tバーロウ」や「ランドマインプレス」ですが、ホームトレーニングに切り替えて以降は全くやらなくなっていました。
というよりも「家ではできない」と思っていました。

しかし、Tバーロウアタッチメントを使い始めてからはこれらの悩みも解消

バーベルの片側をアタッチメントでしっかり固定しているので、自宅にある限られたプレートを固定材として消費する必要もなくなります。
これにより、トレーニングで使えるプレートも確保でき、重量を扱って各種目ができるので非常に助かっています。

まとめ

Tバーロウアタッチメントは、自宅で本格的な背中のトレーニングを実現するためには非常に効果的なアイテムです。
簡単に設置できるだけでなく、さまざまなエクササイズに対応できる多機能性も備えています。

これまでジムでしかできないと考えられていた種目を、自宅の限られたスペースで安全かつ効率的に行うことが可能ということは非常に魅力的です。

トレーニングの効果を最大化するためには、正しいフォームを意識し、適切な負荷で継続的に行うことが重要です。

また、背中だけでなく、肩や体幹を鍛えるエクササイズにも活用できるため、初心者から上級者まで幅広いレベルのトレーニーにおすすめです。
自宅でのトレーニング環境をさらに充実させたい方は、是非Tバーロウアタッチメントを取り入れてみてください。

効率的な筋力アップと、理想的な体型を目指す第一歩になるはずです!

本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは!

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