こんにちは、キクです。
昨年までは週5~6くらいの頻度でジムでのトレーニングに励んでいた僕ですが、自宅でのトレーニングに転向して早くも1年以上が経過しました
以前の僕であれば「ジムに通わない生活なんて考えられない」という状態でしたが、人間は慣れる生き物で、今では普通に自宅でのトレーニングを日々楽しんでいます。
本記事では、ジムトレから自宅トレに転向した理由や、実際に転向してみてあれこれ感じたをご紹介できればと思います。
本記事の内容
それでは、よろしくお願いします。
ジムトレから自宅トレに転向した理由
まずはじめに、僕がジムトレから自宅トレに転向した理由についてお話していこうと思います。
僕の転向理由は、大きく分けて以下2点です。
- 引越し
- 妻の出産
以前住んでいた家では、徒歩5分程度の場所にジムがありました。
そのため、ほぼホームジムのような感覚でジムを利用していました(笑)
「近所 & 充実の設備」ということで快適 of 快適だったのですが、引越しを機にお気に入りのジムを退会することを余儀なくされました。
もうひとつの理由は「妻の出産」で、それはつまり家族が増えることでした。
ジムトレ時代は「朝活」の一環として、早朝5時過ぎの早い時間からジムに行ってトレーニングをしていたわけですが、子供が産まれるということで生活リズムがこれまでと大きく変わることは明白でした。
そんな中、ジムに行ってしまっていたら、子供の夜泣きや授乳など「突然のできごと」に対応できなくなってしまいます。
それはなるべく避けたいという思いもあり、自宅でのトレーニングを検討しました。
僕が自宅トレを選んだ理由
実のところ、引越し先においても徒歩数分の場所に24時間ジムはあるんですが、そんな中でも僕は「自宅トレ」を選択しました。
その理由は、大きく以下3点です。
1. ホームジムに憧れがあった
まずひとつめは「憧れ」の部分ですね。
筋トレが好きな人なら「ホームジムを持つこと」は誰もが一度は夢見るのではないでしょうか。
僕もその一人で、昔から「将来はホームジムを持ちたい!」という憧れを密かに抱いていました。
そして、今回引越しを機に長年通ったジムを退会するということもあり、ホームジム計画を実行に移したというわけです。
2. 月額0円 / 徒歩0分という環境に魅力を感じた
次は「費用」と「時間」の部分になります。
ジムトレと自宅トレを比較した場合、設備に関して言えば圧倒的にジムが優位であることは仕方のないことです。
しかし、「月額0円」「移動時間0分」というのは、自宅トレ最大の強みと言えるはずです。
そんな「自宅トレ最大の強み」に惹かれたというのも、今回僕が自宅トレを選択した理由のひとつです。
3. もしもの対応のためにも、やはり家にいたかった
そして最後は「家族関係」の部分になります。
ジムトレからの転向理由として既に触れていますが、引越しと時期を近くして「妻の出産」もありました。
子供が産まれて、生活リズムが大きく変わるのは自分一人でなく、妻も同様です。
日常の小さなことでも、子供の突然の変化や行動に対応するためには、自宅にいるのが最も望ましいと考えました。
そのため、近所に24時間ジムはあるけれども、自宅でのトレーニングに励もうと思ったわけです。
ジムトレから自宅トレに転向して感じるあれこれ
ここからは「実際に自宅トレに転向してみてどうなのか」についてご紹介していこうと思います。
ジムトレと自宅トレの大きな違い
まずは、ジムトレと自宅トレとの違いについて考えてみます。
それぞれのトレーニング環境においては、主に以下のような違いがあるかなと思います。
項目 | ジムトレーニング | 自宅トレーニング |
---|---|---|
設備 | 基本的に充実している | スペースとお財布と相談しながら整える必要がある |
移動時間 | 数分〜数十分程度 | 0分 |
費用① - 月額費 | 1万円前後 | 0円 |
費用② - 設備代 | 0円 | 数万円〜数十万円 |
トレーニングメニュー | 基本的に何でもできる | 設備に依存 / 工夫次第 |
両環境それぞれメリット / デメリットはありますが、先述の通り自宅トレでは「移動時間」や「月額費」が発生しないというのが最大の強みです。
自宅のトレーニングの設備を整えるのは当然費用がかかってしまいますが、一度購入してしまえばそれ以降はかかりません。
また、トレーニング器具購入に際して僕は「ジムに通っていたら○ヶ月分の月額費と同等だな」と考えるようにしています。
例えば、懸垂マシンであれば1〜2万円前後で購入できるので、「2ヶ月程度のジム月額費で元が取れるな」という感覚です。
数ヶ月分の月額費でそれ以降はお金がかからないのであれば、設備を整えるために出費がかかるとしても少しは気が楽になります。
もちろんすべての設備を一気に揃えようとすれば大きな出費にはなってしまいますが、数ヶ月に分けてコツコツ環境を整えていくのであれば、案外それほどの痛手にはならないというのが僕の感想です。
何より、少しずつ自分専用のトレーニング環境が整っていくというのは非常に楽しいですよ!
トレーニングメニューへの向き合い方について
次に「トレーニングメニュー」について触れていきます。
「ジムならできるけど、自宅だと難しいトレーニング」というのは残念ながら存在するのは事実です。
例えば、レッグカールやレッグエクステンションのような種目はジムのマシンを使わないと厳しいでしょう。
しかし、ジムだと「あれもこれもと種目数を増やし過ぎてしまう」という一面もあるかなと思います。
筋肉を成長させるためには、さまざまな刺激を与える必要があり、そのために色々な種目を取り入れることは効果的ではあります。
ただ、種目に対する「熟練度」の観点からすれば、種目数をある程度制限した方が間違いなく上達しやすくなります。
そして、熟練度の高い種目の方が、その種目で鍛えたい部位に対してよりピンポイントで刺激を与えることができるようになります。
例えば、ジムでその他多数の種目として取り入れている「熟練度:1」のケーブルフライを3セットやった場合に入る刺激度合いが「3」だったとすると、自宅でやり込んだ「熟練度:5」のダンベルフライであれば同じ3セットでも対象部位への刺激度合いが「15」になるイメージです。
どちらの方が筋肉の成長に効果的かは明白ですね。
そういう意味では、自宅でのトレーニングは「できる種目」が制限されるものの、いい意味でひとつの種目をやり込める環境でもあるので、結果として熟練度を高めやすいとも考えられます。
先ほどの「レッグカール」などの種目はできませんが、だからこそ「スクワットだけに全力を注ぐことができる」なんていうのは、自宅トレの魅力のひとつかなと思っています。
また、自宅では限られた環境だからこそ試行錯誤しながらトレーニングを楽しむことができます。
ある程度のトレーニング経験は必要になりますが、動作速度やフォームをコントロールすることで、同じ種目でも違った刺激を与えることが可能になります。
自宅トレ最大の敵は「マンネリ化」だと思いますが、これは種目に対する熟練度やメニューを試行錯誤していくことで乗り越えられると思っています。
とはいえ、同じ種目だけでは飽きてしまうというのも事実です。
「あの種目もやりたいな」という欲も出てきます。
しかし、自宅のスペースとの相談にもなりますが、少しずつ器具を増やしながら実施できるトレーニング幅を拡大させていくのも、自宅トレーニングの醍醐味だと思っています。
僕の場合は、MK780という器具(懸垂マシン兼ハーフラック)を導入した時には、我が家のトレーニング環境に「革命」が起きたかのような変化があったので楽しかったですね。
家にいながら懸垂はもちろん、ベンチプレスやスクワットができるようになったのは非常に嬉しかったです。
ジムであれば当たり前にできる種目であり、何の感動もないようなことでも、自宅という限られた環境でそれらの種目またはそれと同等の種目ができるようになった時には、思わず感動してしまいます。
満足度について
最後に「結局のところ、自宅トレに転向してどうなの?」という所ですが、総合的に考えて「満足している」と言えるかなと思います。
まず「費用」の観点では、やはり毎月の「月額費」が発生しないというのは非常に嬉しいです。
「筋トレが大好き!」といっても、できるだけ出費は少ないに越したことはないでしょう。
ジム代が浮くので、新しいトレーニングアイテムを買ってみるのもよし、サプリメント購入費に充てるもよしです。
しかも、月額費がかからないというのは毎月のことなので、ジムに通っていた頃よりは金銭的な余裕が持てるようになりました。
次に「時間」の観点からは、「移動時間0分」は想像以上の威力を発揮してくれています。
すぐにトレーニングできるというのはメリットが多く、「分割トレーニング」がしやすいというのもそののひとつかなと。
例えば、1時間のトレーニング時間を確保するのが難しいケースでは、ジム通いであれば「今日は時間がないからオフにしよう」となってしまうかもしれません。
しかし、自宅トレの場合には「朝30分だけやって、残りは夜30分でやろう」といったことが容易にできてしまいます。
これは会社員として働きながらもトレーニングを継続したい僕にとっては非常に重要なことであり、大変助かっています。
最後に「トレーニングメニュー」についてですが、こちらは「制限はあるものの、工夫次第で楽しめる」というのは既に触れた通りです。
ジムの方が効率的かつ強度の高いトレーニングが可能であることは否定できませんが、自宅だからこその楽しみ方があると思っています。
そのひとつが、トレーニング環境を自分でコツコツ整えていけるということであり、それと同時にトレーニングメニューも試行錯誤しながら考えていけるということ。
これが「面倒」「もったいない」と感じるのであれば、素直にジムに通った方がいいのかもしれません。
しかし、この「限られた環境でのトレーニング」を楽しめるのであれば、間違いなくトレーニングレベルは上達するはずです。
仮にジムでのトレーニングに復帰した場合には、以前よりも負荷のかけ方やコントロールが上手くなっていると思います。
最後になりますが、ここまでの内容で「自宅トレへの期待度は上がったけど、具体的にどんなものが必要か分からない」という方は、
僕が実際に使っておすすめしたい器具の紹介記事を以前書いているので、是非そちら方も参考にしてみてくださいね!
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回はジムトレから自宅トレに転向した理由や感想についてご紹介しました。
トレーニング環境を転向する理由やどう感じるかは人それぞれかなと思います。
ただ、捉え方や工夫次第でどんな環境であれトレーニングは楽しめるということを、本記事を通してお伝えできていれば嬉しいです。
本文には書きませんでしたが、まだ以前の家に住んでいた頃、つまりはホームジムを持っていない頃に「新型コロナウィルス」の影響で一時的にジムに通うことができませんでした。
そんな中でも、近所の公園で懸垂をしたり、自宅にダンベルはあったのでそれを使ってどうにかトレーニングしたりしていました。
その当時も「不便ではあるが、これはこれで楽しい」という感じだったで、やっぱり「捉え方次第 / 工夫次第」という考え方が大切かなと思います。
本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは!