【筋トレ】TOPFILM ダイヤル式可変式ダンベルを正直レビュー|良かったこと・気になったことを解説

2025年11月16日

ホームジムを充実させる上で、ダンベルは欠かせないトレーニング器具のひとつです。

しかし、重量を段階的に増やしていこうとすると、10kg、15kg、20kg…とどんどん物量が増え、部屋のスペースを圧迫してしまいます。

そんな悩みを解決してくれるのが、今回ご紹介する「ダイヤル式の可変式ダンベル」です。

ダイヤル式の可変式ダンベルがあれば、1台で複数の重量を扱えるため省スペースで本格的なトレーニングが可能になります。

僕自身も最近、TOPFILMというメーカーの40kg×2セットのダイヤル式ダンベルを購入して愛用しているのですが、「この感動を少しでも広めたい!」と思いこの記事を書いています。

そんなわけで、本記事ではダイヤル式の可変式ダンベルを実際に使用して感じた「良かった点」「気になった点」を、ホームジムで日常的にトレーニングしている僕の視点から正直にレビューしていきます!

それでは、よろしくお願いします。

ダイヤル式可変式ダンベルとは?

本題に行く前に、「ダイヤル式の可変式ダンベルとは何者か?」という部分について触れていきます。

「そんなの知ってるよ」という方は、レビュー部分まで読み飛ばしてしまってOKです。

可変式ダンベルとは、ひとつのダンベルで複数の重量に切り替えられるタイプのダンベルです。

さらに、可変式ダンベルにも大きく2種類あります。

  • プレート式
  • ダイヤル式

今回ご紹介するのは「ダイヤル式」ですが、最大の魅力はダイヤルを左右に回すだけで重量を変更できることです

通常のプレート式ダンベルでは、重さを変えるたびにプレートを付け替える必要がありますが、ダイヤル式ではその手間が一切ありません。

たとえば「5kg」「11kg」「21kg」…といった設定を、たった数秒で切り替えることができます。

このシステムのおかげで、セット間のインターバルが短縮され、トレーニングのテンポを崩さずに進められます。

また、重量切り替えがスピーディーであることによって、僕がホームトレーニングをする上で大切にしている「スキマ時間でサクッと鍛える」というのも非常に実践しやすいです。

ホームジムでは「限られた時間で効率よく鍛えたい」という人が多いと思いますが、そういった点ではダイヤル式の恩恵は非常に大きいと感じます。

キク

重量変更がスムーズ過ぎて、使うたび感動しています(笑)

TOPFILMのダイヤル式ダンベルはどのような製品か?

細かい情報は製品ページに記載されているので割愛しますが、ここでは2点紹介します。

旧型と新型がある

ダンベル選定中に気付いたいのですが、TOPFILMのダンベルには「旧型」と「新型」がありました。

特に違うのはダイヤルの位置。

旧型はダンベルの両端にそれぞれついているのに対し、新型は持ち手部分がダイヤルになっています。

キク

僕が選んだのは「新型」ですが、価格もそこまで変わりませんし、なんと言っても片手で重量変更ができるのはかなり楽なので、個人的には断然新型がおすすめです!

24kgタイプと40kgタイプがある

最高重量の違いで24kgタイプと40kgタイプがあります。

僕自身すぐに40kgを使うことはないのですが、40kgタイプを選択しました。

将来的に必要になる可能性も考慮しましたが、最大の理由は「全体のサイズ感があまり変わらないから」です。

全体のサイズ感(台座含む)

24kgタイプ:21cm(幅)×24cm(高さ)×44cm(奥行き)

40kgタイプ:23cm(幅)×25cm(高さ)×44cm(奥行き)

キク

サイズがひとまわり近く大きくなるなら迷ってしまいますが、数cmレベルでしか変わらなかったので「せっかくなら40kg持っておきたい」と思い選びました

もちろん自身が必要な重量に合わせることが最重要ですので、「40kgも必要ない」という方は24kgタイプで全然OKだと思います!

どちらを選ぶにせよ、これ1セットで低重量から高重量まで幅広いトレーニングをカバーできる汎用性の高さが魅力です。

実際に使って感じた「良かった点」

ここからは、僕が実際にTOPFILMのダイヤル式可変式ダンベルを使って感じた良かった点を紹介します。

1. 限られたスペースで高重量を扱える

ホームジムのように限られたスペースでも高重量を扱えるというのは、ダイヤル式ダンベル最大のメリットですね。

一般的なプレート式ダンベルで40kgまで揃えようとすると、サイズもプレート枚数もかなりのボリュームになります

キク

しかも、これを2セットとなると揃えるのも大変・・・

それに対し、ダイヤル式は最小5kg〜最大40kgまでを1台で完結できます。

僕のホームジムは6畳ほどの部屋ですが、ダンベルはパワーラックの足元スペースのみで済んでおり、設置面積は非常にコンパクトです。

省スペースながら、本格的な高重量トレーニングが可能になるのは、ホームトレーニーにとって大きな魅力です。

2. ダイヤル式で重量変更が圧倒的に簡単

僕がダイヤル式の可変式ダンベルの検討を始めた最大の要因は「プレート式での付け替えがとにかく面倒くさかったから」です。

面倒くさいが故に、ホームジムでは貴重な5kgプレートを付けっぱなしにして専有する状態になっていました。

従来のプレート式だと、プレートを外して付け直すだけで数十秒かかり、ドロップセットのような段階的に重量を落としていくようなトレーニングなどやる気も起きませんでした。

キク

面倒くさがりでごめんなさい・・・(泣)

クリップ式の留め具を使えば多少は早くなるものの、プレートの落下を考えるとやはりスクリュー式が安心ではありました。

ただ、このスクリュー固定の場合のプレート付け替えがまあ面倒で・・・。

一方で、ダイヤル式ならダイヤルをクルッと回すだけ

ほんの2〜3秒で重量を変更できるので、テンポよく次のセットや種目に移れます。

例えばベンチプレスで胸を追い込んだあと、すぐに重量を落としてダンベルフライに移るなど、ドロップセットやサーキットトレーニングにも最適です。

キク

実際に使ってみると、「重量変更の手間に対するストレスをここまで軽減できると、トレーニングそのものがより楽しくなる」と感じました

3. トレーニングのバリエーションが大幅に増える

5kg
15kg
32kg

可変式ダンベルは、軽い重量から高重量まで自由に調整できるため、あらゆる部位に対応できます。

種別主な種目
低重量サイドレイズ、フロントレイズ、キックバックなど
中重量ハンマーカール、ショルダープレスなど
高重量ベンチプレス、デッドリフト、ダンベルロウなど

僕自身、以前は(勝手に)固定式ダンベルのような使い方をしていたので、ダンベルの活用シーンは限られていました。

しかし、ダイヤル式の可変式ダンベルを導入してからは、とにかくダンベルの利用頻度が増えました

短時間でサイドレイズだけやりたければ、軽い重量にダイヤルをカチカチッ。

少し時間があるからベンチプレスをやろうと思えば、重い重量にダイヤルをカチカチッ。

その日の気分やコンディションに合わせて重量を手軽に調整できるのも大きなメリットです。

4. 静かにトレーニングできる

TOPFILMのダンベルは、金属プレート同士の接触音がほとんどなく、非常に静音性が高いと感じています

特に床に戻すときやプレートの付け替え時に発生する「ガチャガチャ音」がないので、早朝もしくは夜でも気兼ねなくトレーニングできます。

トレーニングを続ける上で、「音を気にしなくていい」というのは想像以上にストレスを減らしてくれます。

キク

僕は家族が寝ている朝方にトレーニングをすることも多いので、これが地味にありがたいポイントでした

5. 安心してトレーニングできる

ダイヤル式のダンベルを探している時に何度か目についたのが「プレートが落下した」という情報。

プレート式の場合はクリップ式にせよスクリュー式にせよ、プレートの固定部分が視覚的に見えていますが、ダイヤル式は内部的に固定しているので見えづらいのが正直なところ

そのため、粗悪品だと固定が甘くてプレートが落下するという現象が発生することもあるようです。

その点、TOPFILMの製品は「多段階検品」や「落下防止対策」を公式で謳っているので、安心して使うことができます

出典:TOPFILM ダイヤル式可変式ダンベル販売ページ(Amazon)
キク

僕も使用開始からしばらく経ちますが、現時点ではプレートが落下するような現象は一度も発生してません

6. モチベーションが上がる

最後は感覚的な話になりますが、やはり新しい器具を導入するとモチベーションが上がります

特にTOPFILMの可変式ダンベルはデザインも高級感があり、「持っているだけで気分が上がる感覚」があります。

先ほども触れましたが、重量変更のスムーズさや操作感も心地よく、トレーニング前にダイヤルを回すたびにテンションが上がります。

見た目の満足感と使い心地が両立している点は、ホームトレーニング継続の大きな要素だと感じました。

実際に使って感じた「気になる点」

ここまで「良いところ」を紹介してきましたが、もちろんそうでない部分というのもありました。

本項では、実際に使ってみて感じた「少し気になる部分」を紹介します。

1. 本体サイズが大きい

良かった点の紹介の中に「省スペースで高重量を扱える」とありましたが、省スペース」といえど開封時には「デカッ!」と感じたのが正直なところです。

画像だと分かりにくいかもしれませんが、まあまあなサイズ感です。

構造上仕方ない部分ではありますが、本体サイズは想像以上に大きかったです

キク

最初のうちは物理的な存在感は大きいですね(笑)

持ち手部分を含む「フレーム」が大枠として決まっており、そこにプレートを追加していく形になるので軽い重量でもボリューム感はそのままです。

特にアームカールやサイドレイズなど、可動域を広く使う種目ではサイズが邪魔に感じることがありました

ただ、慣れるまでは少し違和感があるものの、慣れてしまえばそこまで気にならなくはなりました

※個人の感想です

フレックスベルという製品もあるが・・・

ダイヤル式の可変式ダンベルの中には「フレックスベル」と呼ばれる種類があり、こちらは重量に応じてダンベルのサイズ感も変化していくのが魅力です。

使用重量に応じてプレートが内側から外側にどんどん加算されていくので、「軽い重量なのにフレームのせいで無駄に本体サイズが大きい」なんてこともありません。

ただ、価格もざっくり倍くらいするのが痛いところ。

キク

僕もフレックスベルは候補として考えましたが、価格とサイズ感を天秤にかけて最終的には通常のダイヤル式ダンベルを選びました

2. 台座に戻すときに少しコツが必要

ダイヤル式の構造上、ダンベルを台座に戻すときに噛み合わせが少しズレることがあります

というのも、台座上のプレートはガッチリ固定されているわけではなく、多少遊びがあるので垂直ではなく傾いていたりすることもあります。

この状態でダンベルを戻そうとするとプレート同士が干渉して手こずる場合があります。

※故障ではなく構造上の仕様です。

慣れないうちは「ハマらない!」と少し焦るかもしれません。

ただ、これも構造上の「癖」のようなもので、落ち着いてダンベルを真っすぐ下ろす意識を持つだけで、ほとんど解決します

筆者の使い方

参考までに僕の使い方をサクッとお伝えしておきます。

僕は以下2点を意識して使っています。

1. 重量の変更が不要な場合には、毎回台座には戻さず直置きする

個人的にはダンベルは毎回台座に戻す必要はないと思っており、たとえば同じ重量でベンチプレスを3セットやるような場合には、ダンベルは床に直置きしてしまいます。

ダンベル自体も底面が平らになっているので、転がっていく心配もありません

キク

トレーニングが終わっているのに台座に戻さないで放置するというのは避けましょう!

2. 台座に戻す時は一呼吸置いてから

これは、トレーニングで追い込んだ後にそのまま戻そうとして「ハマらない現象」が起きると本気で焦るからです(笑)

一度床に置くなりして一呼吸置いてから戻すのがポイントです。

TOPFILMのダイヤル式ダンベルはこんな人におすすめ

ここまで紹介してきた内容の通り、TOPFILMのダイヤル式ダンベルは次のような方におすすめです!

TOPFILMダイヤル式ダンベルをおすすめしたい人

  • 限られたスペースで本格的に筋トレしたい人
  • プレートの付け替えが面倒に感じている人
  • トレーニングのテンポを重視する人
  • 早朝や夜でも静かにトレーニングしたい人
  • ホームジムのモチベーションを高めたい人

決して安くはないですが、それに見合うだけのメリットは実感しています。

僕のように「プレートの付け替えが面倒な方」や「ダイヤル式のダンベルが気になってる方」はぜひ検討してみてください!

まとめ:ホームジムを一段階アップさせたいなら投資する価値あり

ダイヤル式の可変式ダンベルは、ホームジムの利便性を劇的に高めてくれるアイテムです。

スペース効率、使いやすさ、重量変更の快適さ、どれをとっても非常に満足度が高いと感じます。

本体のサイズ感や台座の扱いに慣れが必要な部分もありますが、これらの「癖」を差し引いても、得られるメリットの方が圧倒的に大きいです。

特にTOPFILMのダンベルは価格と品質のバランスが良く、初めての可変式ダンベルとしても非常におすすめできます。

限られた空間でも本格的なトレーニングができる環境を整えたい人にとって、確実に投資する価値のあるダンベルだと思います。

本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは!

-グッズ紹介, 体験談, 筋トレ