こんにちは、キクです。
最近僕は『思考は文字化すると現実化する』という書籍を読みました。
この本は下記の章構成になっています
- 第1章:思考を現実化できる人、できない人
- 第2章:自分が求めているものを見つけ、目標に変える
- 第3章:現実化への思いを強くする【4観点】を文字化する
- 第4章:現実化するまで行動を継続させる秘訣
- 第5章:自分を認める「自認力」があなたを変えていく
- 第6章:現実化させる「力」をつける学び方
この本を読んでいく中で、参考になったり心に響く言葉がたくさんありました!
そのためテーマを分割して3回にわたって記事にしていこうと思います。
今回のテーマは『自分との向き合い方』
そのテーマに関して印象に残っている以下3点をピックアップしてお話していきたいと思います。
- 自分を信じるということ
- 小さな達成を認めてあげられる自分になる
- 「感情」に従って行動してみる
それでは、よろしくお願いします。
自分を信じるということ
自分を信じられる人と自分を信じられない人
他人を信じられる人と他人を信じられない人
自分も信じられて他人も信じられる
自分は信じられるが他人は信じられない
自分は信じられないが他人は信じられる
自分も信じられないし他人も信じられない
この中で一番辛そうな状態にあるのはどれでしょうか?
おそらく最後の「自分も信じられないし他人も信じられない」ではないかと思います。
「自分を信じる」あるいは「他人を信じる」ということが必ずしも正しいとは限りません。
しかし誰も信じられないという状態は言わば八方塞がりに近いです。
せめて「自分」くらいは信じたいものです。
この本にはこんな一文がありました。
『結果を出す人は挑戦するたびに、
「自分は必ずできる!」と自分自身を信頼して行動する』
自分を信じることでなぜ結果を出せるのか?
自分を信じるということはスタートダッシュの切りやすさに繋がります。
「やればできる!だからやる!」と。
自分を信じてその先の結果をポジティブに想像できる人は行動量が増えます。
結果というのは行動しなければ出るものではないですよね。
逆に言えば行動量が増えれば自然と結果に繋がるチャンスも増えます。
従って、結果を出している人の多くは自分を信じており、そこから発生する多くの行動によって成功するためのチャンスに繋がっていくと考えることができます!
では自分を信じられなければ結果を出せないのでしょうか?
これは個人的な意見ですが、一概にはそうではないと思っています。
自分を信じられないということはなかなかスタートできないということ。
「どうせできない」と思い込んでしまうから。
しかし自分を信じないということはそれだけ準備するとも考えられます。
「自分を信じられない。だからこれだけ準備しないといけない」と。
しっかりとした準備は結果に繋がる確率を上げてくれます。
魂を込めた一撃を放つイメージですかね。
そう思う方もいるかもしれません。
しかし「自分を信じる人」と「自分を信じられない人」とでは決定的な違いがあります。
それは"挑戦する回数"です
自分を信じる人は行動量が増えるというのは既に述べました。
「行動量」すなわち「挑戦の回数」
挑戦の回数が多ければそれだけ失敗も多いでしょう。
しかし失敗から学べることが多いのもまた事実。
挑戦のたびにどんどん自分がブラッシュアップされていきます。
そしてまた自信がつき、自分をさらに信じられるようになる。
好循環ですね。
一方で自分を信じられない人の場合。
既に述べたように自分を信じられないので準備期間が長くなることもしばしば。
ようやく準備が終わってスタートを切ります。
そこで成功できればいいですが、失敗した場合にはまた準備期間に入ります。
これではなかなか挑戦の回数は増やせませんね。
それに時間をかけて準備したのに失敗してしまったら余計に自分を信じられなくなるかもしれません。
悪循環ですね。
以上のことから、「自分を信じる」という行為は単に気持ちの面での話にとどまらず、
「挑戦の回数」や「挑戦した経験から得られるさらなる自信」などにも繋がっていきます。
他人を信じるのは簡単じゃないですし、大変かもしれません。
むしろ安易に信じることで危険が及ぶ可能性すらあります。
しかし自分はどうでしょうか?
自分を信じることに対するデメリットはあまりないと思います。
まずは自分を信じてみましょう!
小さな達成でも認めてあげられる自分になる
このテーマは前項の「自分を信じるということ」にも繋がる内容です。
あなたはどのような時に自分を認めてあげていますか?
言い方を変えれば、どのような時に自分を褒めてあげていますか?
資格試験に合格したとき?
大きな仕事を終えたとき?
難しいゲームをクリアしたとき?
人によってそのタイミングは様々だと思います。
では前項の「自分を信じられない人」はどのようなタイミングで自分を褒めるでしょうか?
おそらくあまり自分を褒めることはないのだと思います。
自分を褒めてあげないということは、
自分を認めていないということ。
認めてもいない自分に自信を持つというのは難しいですよね。
自分を信じられない人は
「目標が大きすぎて自分を認めてあげられる機会が少ない」
「そもそも目標がない」
などの場合が多いのではないでしょうか。
この本にはこんな一文がありました。
『小さな達成を認めてあげられる自分になる』
これはつまり目標を細分化して、自分を認める機会を増やすことと捉えることができます。
いつもより少し早起きできたとき
読もうと思っていた本を読み始めたとき
三日坊主だったけど四日間何かを継続できたとき
何でもいいんです。
「え、そんなことで自分を褒めるの?」
と思ってしまうようなことでも褒めてあげましょう。
認めてあげましょう。
大切なのは自分を認めてあげる回数を増やすこと
その積み重ねが自信を作ってくれます。
「自信がつく」
すなわち「自分を信じる」ことさえできれば「やってみようかな」と思える回数も増えます。
挑戦する回数が増えていけば、次第に結果に繋がっていきます。
積極的に小さな達成でも自分のことを認めてあげてみてください!
「感情」に従って行動してみる
このテーマは上記二項とは少し方向が違うのですが、読んでいる時に心が動いたのでご紹介したいと思いました!
この本にあった言葉はこうです。
『感情とは英語で書くと「Emotion」
「E」は「Energy(エネルギー)」
「motion」は動き
つまり、感情とはエネルギーが動くことです
そのエネルギーが行動へと私たちを駆り立てます』
「感情的になる」という言葉は、一般的にはマイナスのイメージが強いように思います。
パッと思いつくその感情は「怒り」
そのため、感情的な行動は良くないようにも感じてしまいます。
しかしここで紹介しているものはそれとは異なると思っています。
何か決断を迫られたとき
自分の進む道が分からなくなってしまったとき
一般的に正解とされる道を進むのか?
あるいは自分が「面白そう」と感情を動かされる道を進むのか?
迷ったら他人のモノサシに従うのではなく、自分のモノサシに従ってみましょう。
なぜなら他人のモノサシで測った正解が、自分にとっての正解とは限らないからです。
それであれば自分のモノサシで測られた感情の動く道を選んで行動した方がいいのではないかと思います😌
また自分のモノサシ、つまりは自分の感情が動く方に進んだ方が将来的にも後悔は少ないはずです。
この本の言葉をお借りすると、
感情が動くということはエネルギーが発生するということ
そのエネルギーは一般的に正解とされる道を選んだ場合には発生しない大きな行動力になりえて、
その行動により結果にも繋がりやすいからです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は「自分との向き合い方」について書いてきましたが、以下の内容が伝わっていれば嬉しいです
小さな達成を認めてあげられる自分になり
その小さな達成を積み重ねて自分を認める回数を増やしてあげる
そうすることで自分自身を信じられるようになり
さまざまなことに挑戦しやすくなる
目標の細分化はよく推奨される内容なので、
今回のような自分に自信を持つため以外にも効果的であると確信しています!
人はそこまで長期的には頑張れないもの。
大きすぎる目標はそこにたどり着くまでの過程でガス欠してしまうかもしれません。
目標を細分化して、そこで得られる小さな達成を認めてあげる。
道の途中でエネルギーを補給していきましょう!
ではでは!