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こんにちは、キクです。
最近『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』という書籍を読みました。
近年「働き方改革」という言葉はすっかり浸透してはいるものの、「働き方改革 = 労働時間の短縮」という部分にフォーカスがいっている場合が多いですよね。
では短縮した部分の仕事はどこにいくのか?
仕事の量は変わりませんから結局はどこかでしわ寄せはきてしまいます。
限られた時間の中で成果を上げ、終業後に生まれた「時間」をどう使えるか。
今後はそこを意識できているかできていないかで個々人の間に差がついてくるのかなと思います。
今回の書籍は下記の構成になっています。
突出した成果を出すような社員(5%社員)がどのような行動を取っているのかが紹介されています。
また嬉しい要素としては、その行動は特殊なものではなく「マネしやすいシンプルなもの」であることです。
読む人によってどの行動がマネしやすいと感じるかは異なると思いますが、たくさんの事例の中から「おっ!これマネしてみよう」と思えるものに出会えると思います。
今回のテーマは『行動・意識・振り返り』です。
このテーマに沿って、3点ほど内容をピックアップしてお話していきたいと思います。
それでは、よろしくお願いします。
※なお書籍内に記載のある文章は『』で記載しています。
「意識」は「行動」によって変わる
突然ですが以下の言葉を読んで皆さんはどう思いますか?
『意識を変えて行動するのではなく
行動を変えることによって意識が変わる』
これは書籍の中に書いてあった一文です。
この言葉を目にしたとき僕は「ハッ」としました。
というのも何か行動を起こそうとするときに
「意識」を変える → 「行動」に移す
という順序であることが多かったからです。
「順序が逆じゃないか!」
そう思いました。
しかし、改めて言葉で見てみるとこれまでの順序には欠点があるなと感じました。
意識を変えてから行動する
モチベーションを上げたりして行動する人も多いかと思います。
「じゃあ意識が変わらなかったら?」
「行動」の前に何かステップを置いてしまうと、そこでコケたら「行動」することができなくなってしまいますよね。
つまり意識が変わらないと行動ができなくなってしまうということ。
モチベーションが上がらないと行動ができなくなってしまうということです。
では「行動」を先にしたら確実に「意識」は変わるのかというと僕はそんなことはないと思っています。
そこには「真剣さ」が必要だと思います。
真剣に行動を起こしたのであれば最初から高い意識を持っていなくても、道の途中で自ずと意識は高まっていくはずです。
「真剣さ」を持って行動することで
「ああでもない」「こうでもない」
「ああしたい」「こうしたい」
というような試行錯誤が生まれます。
この試行錯誤により行動が洗練され、その中で意識が高まっていきます。
僕の場合は筋トレがいい例です。
真剣に取り組んでいるからこそ「高い意識を持つ」という「意識」をしなくても、自然と意識は高まっています。
そしてモチベーションに頼ることなく筋トレを継続することができています。
これは常に行動(筋トレ)し続けて、試行錯誤を繰り返している結果だと思っています。
今更ですが、筋トレでは自然にできていることが他の行動になると「意識改善→行動」の順序になって決まっているのはとても違和感を感じます(笑)
筋トレではガンガン行動と検証を繰り返せているので、これを他の行動にも適用できれば成長速度が飛躍しますよね!!
みなさんも僕でいう「筋トレ」のように「行動→意識」が実践できているものがあれば
それに倣って他の行動も順序を切り替えてみてください!
「行動→意識改善」とすることで「意識改善→行動」のときよりも行動量はグッと上がるはずです☺
とりあえず歩き始めましょう
いきなり「歩きましょう」と言われても意味がわからないと思いますが、これは「散歩しましょう」とかいう意味の「歩く」ではなく「前進しましょう」という意味合いです。
何か行動を始める前に「考える時間」というものは存在するかと思います。
これ自体は悪いことではありません。
しかし、考えすぎて動けないということもあるかと思います。
これに関しては改善の余地ありです。
前項の内容とも重なりますが、「行動」の手前に何かステップがあるとそのステップが行動の妨げになってしまう可能性があります。
行動の前に考えた内容はもちろん無駄ではありませんが、行動しながら考えた内容はより洗練されたものであることが多いです。
そのため、どちらかといえば後者に時間を割いた方がいいのではないかと思います。
ここ最近の僕の私生活では「筋トレメニューの再編成」でこれを体験しました。
・・・またまた筋トレで申し訳ないです(笑)
どんな内容か説明します。
僕は最近トレーニングメニューを大きく変えました。
自分の中で「これなら完璧だ!」と思えるもの作成しました。
しかし、完成までにそれなりに時間がかかったのでなかなか新しいメニューを実施することはできませんでした。
そしていざ新メニューを開始してみると
「こっちの方がいいかな?」
「このメニューはダメだな」
といった感じで改善点が結構出てきました。
しかし、この改善により新メニューはどんどん洗練されていったと感じました。
これこそが「行動しながら考えた」結果です。
事前に練りに練った内容でも、いざ実践してみると改善できる部分がたくさん出てくるということはよくあります。
行動しながら考えた内容というのは大抵質が高いものです。
なぜなら、行動の結果が反映されているからです。
これは準備期間で考えていても浮かばないですよね。
なので準備期間でそこそこ考えたら、とりあえず最初の一歩を踏み出して歩き始めてしまいましょう!
歩きながら質の高い改善案を考えていった方が効率は良くなるはずです☺
振り返ることの大切さ
皆さんは何か行動したあとで「振り返る」という行為を実施していますか?
僕は最近になってこの「振り返り」を意識するようになりました。
こんな一文がありました。
『振り返りによる気付きがなければ行動は進化していかない』
「振り返る」とは「気付くための機会を作る」ということだと僕は感じています。
これまでの僕はこんな感じでした。
しかし、最近では以下のようになりました。
人というのはすぐに忘れる生き物です。
その瞬間は強烈なインパクトがあっても、数時間後、数日後には忘れてしまっていることが大半です。
僕も勉強や読書をしてインプットした瞬間は定着していたつもりでも、振り返りをしたタイミングには忘れてしまっていることが結構あります。
振り返ってアウトプットしてみることで以下のようなメリットを感じています。
このようなメリットがあるのであれば「行動」の相棒として「振り返り」は必要だと感じますよね。
仮に行動して成功や失敗をしたとしても、振り返りがなければ次に活かすことができません。
「なんで成功したのか?」
「なんで失敗したのか?」
「次も成功するためにはどうすればいいか?」
「次は失敗しないためにはどうすればいいか?」
こういった疑問の多くは振り返りを行わなければ解決できません。
やりっぱなしでは成長できないのです。
せっかくの行動を成長に繋げるためには「振り返り」は必須だと考えていいと思います。
僕はこれからも「振り返り」を意識して成長のサイクルを回していきたいと思っています😊
皆さんもぜひ行動のあとには振り返ってみてください。
きっと新しい気付きに出会えるはずです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
「行動」して「意識」を改善する
そして「行動」を「振り返り」次に活かす
多くの人が意識を変えてから行動に移そうとする中、逆のステップの方が結果的に行動力を上げられるということを今回知れたことが僕の中では大きな学びです。
そして「振り返る」ことで得られる恩恵。
逆に「振り返らない」ことのもったいなさに気付けたことも今後の自分の成長に繋がることを確信しています。
僕の場合はこの記事そのものが「振り返り」でもあり、頭の中を整理することができています。
皆さんもぜひ今回お話したようなことを実践してみてください
僕もこれらを繰り返し実践して、ブログを含め自分の成長に活かせるようにしていきたいと思っています!
本記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではでは!