こんにちは、キクです。
最近僕は『社会人1年目の教科書』という書籍を読みました。
当書では「仕事の捉え方」や「目標の捉え方」「成長」などについて、"伸びる人"と"伸びない人"という観点から分かりやすく紹介されています。
今回はその中で印象に残っている以下3点の内容をピックアップして
書いていこうと思います。
- 主体性を持つということ
- 日々の積み重ねが大事
- ノルマは最低ライン
それでは、よろしくお願いします。
主体性を持つということ
突然ですが、あなたは自身の仕事が楽しいですか?
それとも楽しくないですか?
僕は今の仕事は比較的楽しくできていると思っています。
「今の」と付けたのは僕は以前まで他の仕事をしていたからです。
つまりは転職ですね。
当時の僕は仕事が楽しいとはとても思えませんでした。
自分で選びその会社に入ったにも関わらずです。
楽しいと思えなかった一番の要因は"多忙"です。
日に日に身体に疲労感が溜まり、「休みたい」という思考を常に抱えて仕事をしていました。
この状況を"主体性を持って仕事している"と言えるでしょうか?
言えないですよね。
「休みたいけど仕事だから・・・」
このような思考状態では仕事を楽しむというのはなかなか難しいですね。
仕方なくやっている感が否めません。
それでは現在はどうなのか。
現在僕はエンジニアとして働いていますが、既に述べたように比較的楽しんで仕事できています。
何が違うのかを考えてみると「技術力を高めたい」という思考を持ちながら仕事に向き合っていることだと思います。
- 「技術力を高めたいから仕事をする」
- 「技術力を高めたいから勉強もする」
- 「技術力が上がれば仕事で活かせる」
- 「仕事で活かせればもっと楽しくなる」
自分のための行動であれば結構頑張れるものです。
生活のためには仕事をしなければいけません。
どうしたってお金は必要です。
でもそれだけだとしんどいのです。
楽しめないのです。
以前の僕もそうでした。
でも今は「技術力を高めたい」という
『自分のための目的』
を持って仕事をしているので、ある意味で仕事を利用しているとも言えます。
このように自分のための何かを見つけて主体性を持って取り組むことで、仕事を含めさまざまな事を楽しめるようになるはずです。
会社のために一生懸命働くことも大切ですが、
もっと自分を大切にしてもいいと思います。
自分のために"仕事を利用"して仕事が楽しいと思えるようになれば、おのずと成果はついてくると思います。
それは結果的に会社に貢献することにもなるでしょう。
日々の積み重ねが大事
何事においても"日々積み重ねる"という行為は大切です。
雑用仕事の王道と捉えられがちな「コピー取り」について当書では下記のように紹介されていました。
『極論すれば、すべての仕事はコピー取りと同じ
反復練習を積み重ねることで、
どんどん上達していく
100本ノックで守備が上達するのと同じ』
「すごい極論だ」と思いつつも「面白い」と感じてしまいました。
無駄な仕事というものはありません。
コピーするのにも理由がありますよね。
仕事でコピー機を使ったりコピーされた資料を貰ったりすると、そこにもセンスは転がっているなと感じます。
僕自身「文字が小さい」と上司に指摘されたこともあります。
「コピーをする」という行為は雑用っぽくても、
「コピーされた資料」には間違いなくその人の色が出ます。
- 文字のサイズ
- ホチキスの位置
- 「1 in 1」「2 in 1」などの配置構成
- etc…
印刷するものはなんなのか?
どのような用途で使う資料なのか?
これらを考えて適切な状態でコピーする。
印刷までのスピードも大事ですね。
上手くコピーするためには繰り返しコピーを経験すればいいのです。
最初はコピー機の使い方が分からないかもしれません。
でも繰り返していれば覚えられます。
スピードも上がります。
「コピーなんて雑用やる気にならない」と適当にやっていては上達しません。
コピーひとつ取り上げても多くのテクニックがあるでしょう。
これは他の仕事でも同様です。
初めて任された業務は分からないことが多く、なかなか進まないものです。
しかし「何のための仕事か」を常に考えて日々取り組むことで少しずつその業務に対する技術が上がっていきます。
また真摯に向きあっていることで他の業務を任された時も「共通点」を見つけられることもあります。
その業務に対して日々積み重ねたことを、他の業務でも応用できることは割とあります。
適当にやっていたらこの「共通点」は見つかりません。
1日1日をコツコツと。
1回1回をコツコツと。
日々の積み重ねがいずれは「点」を「線」に繋げて、
大きな成果に繋がると信じて取り組みましょう。
僕もそうします。笑
ノルマは最低ライン
会社に勤めていて任されるノルマについて
当書ではこんな表現がされていて、思わずハッとしました。
『会社から課されるノルマは振り込まれる給料分の働き』
お給料を上げたいと思っている場合、そう思うことってありますよね。
しかし「ノルマ=最低ライン」という認識を持てれば腑に落ちるかと思います。
お給料を上げるためにはプラスαが必要になってくるということですね。
僕もまだまだお給料を上げたいフェーズの人間ですが、今のうちからこの意識付けを持てたことは今後の役にたつかなと思いました。
プラスαとは「仕事の質」なのか「クオリティ」なのか、はたまた「スピード」なのかは決まりはないと思います。
しかしこれだけは間違いないでしょう。
「与えられた仕事を指定された締切に間に合うように終わらせるだけでは不十分である」
働き始めや初めての内容の場合には期限ギリギリになってしまうかもしれません。
しかし経験を積んだ上で「間に合えばいい」という心持ちでは伸びるものも伸びませんよね。
仕事に対してある種の"ゲーム性"を持たせて、自分でさらに高いノルマを設定するのは有効です。
クリアした時の達成感も大きくなりますし、与えられたノルマ以上の結果も出せるのでおのずと評価も上がっていくはずですよね!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
『社会人1年目の教科書』というタイトルのとおり仕事をする上で大切な内容が当書には詰まっており、その中でも僕の共感が強かった3つを今回はピックアップさせてもらいました!
「1年目」とありますが、それ以外の中堅・ベテランの人でも読んでハッとさせられる部分は多いかと思います。
出来ているつもりで出来ていないこと。
忘れていた働き始めの気持ち。
さまざまな気付きが当書から得られると思いますので、おすすめの1冊です!
ではでは!