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こんにちは、キクです。
「憧れのホームジムを手に入れたいなー。」
「でも、6畳くらいじゃそんなに充実した環境は整えられないよなー。」
この記事にたどり着いたということは、そんな悩みを持ったことがあるのではないでしょうか?
本記事では、6畳という限られたスペースで快適にトレーニングするためのホームジムを整える方法をご紹介します。
本記事の内容
それでは、よろしくお願いします。
6畳でホームジムを作るメリットは?気をつけることはる?
本項では、本題に入る前にホームジムを作ることの「メリット」と「気をつけた方がいいこと」について触れていこうと思います。
少し長いので「早く作り方を知りたい!」という方は本題の部分まで読み飛ばしてもらって大丈夫です!
メリット
1. プライベート空間でトレーニングができる
ホームジムで絶対に外せないメリットのひとつがこれ。
他人を気にせず、自分のペースでトレーニングできるというのは大勢が利用する公共のジム環境では得られないメリットですね。
自分一人だけなので、好きな音楽や動画を自由に楽しみながらトレーニングができるのも魅力的です。
特にジム初心者や人目が気になるという方にとっては、心理的負担が少ないホームジムは余計なことに気が逸れずにトレーニングに集中できるのでおすすめです。
2. 長期的に見るとコストパフォーマンスが高い
コスト面についても外すことはできません。
ホームジムは自分で器具を買い揃える必要があるので、当然初期費用はかかってしまいます。
しかし、一度購入した器具については壊れたりしない限りはずっと使い続けることが可能です。
それはすなわち、一旦ホームジム環境が整ってしまえば追加での費用はかからないということになります。
ジム利用の場合には毎月会費が発生するので、ジムでトレーニングを続けている間は支払いが生じてしまいますよね。
好きなことなので割り切れてしまえばいいのですが、体調不良や忙しさが原因で全然ジムに行けない月があったりすると「もったいない」と感じてしまうことありますよね。
そう言った意味では、ホームジムは月に何回トレーニングしようとも「月額0円」なので、初期費用はあれど長期的に見るとコストパフォーマンスに優れているといえます。
また、もし自分以外に家族もトレーニングをするというご家庭であれば、その効果はより一層大きいと言えるかなと思います。
3. 柔軟な時間管理がしやすい
ホームジムのメリットとして忘れてはいけないのが「移動時間がゼロ」ということです。
以前に比べて24時間利用できるジムも増えているので、「いつでもトレーニングできる」というのはホームジムに限った話ではなくなってはいます。
しかし、シムまでの移動時間というのはどうしても発生してしまうもの。
また、天候によっては「移動が面倒」という日もありますよね。
僕も以前は近所の24時間ジムを利用していましたが、雨が降っていたり寒かったりするとモチベーションを揺さぶられる日も当然ありました。
その点、ホームジムであれば「すぐそこにジムがある」状態なので、これらの問題とは全くの無関係になります。
また、「いつでもできる」の他にも「すぐできる」というメリットもあります。
このメリットはなかなかに強力で、以下のように1日の中で分割してトレーニングすることも比較的容易です。
ジムの場合は、まとまった時間を確保して実施することがほとんど。
そのため、上記のようにその日の都合によって分割してトレーニングするようなことはなかなか難しいので、これもホームジムのメリットになるかなと。
熟練トレーニーにもなってくると「ダブルスプリット」と呼ばれる手法で1日に2回トレーニングをしたりもしますが、これとはまた別の話かなと…笑
4. モチベーションアップにつながる環境作り
メリット1でも少し触れましたが、ホームジムであれば好きな音楽や映像を流しながらトレーニングすることができます。
また、インテリアなども自分好みにすることができるので、トレーニングのモチベーションアップに繋がります。
ジムの場合、BGMやインテリアなど自分ではどうしようもないものなので、自由度の高いホームジムは魅力がたくさんです!
気をつけるべきこと
1. スペースの制約から器具選びに工夫が必要
当然のことではありますが、ホームジムなので基本的には公共のジムのようにあれもこれもと器具を追加することはできません。
しかし、適切に器具を選定することができれば自宅でも十分に全身を追い込めるトレーニング環境を整えることが可能です。
2. 防音 / 保護 / 床抜け対策
トレーニング中に生じる金属音から生じる騒音や、器具の持ち運びなどで床や壁などに傷かつかないようにするなど特に注意を払う必要があります。
ジムであれば気にならなかった音も、家だと想像以上に大きく感じることもあるので・・・。
また、荷重制限も意識しておきましょう。
簡単に言えば「床が抜けないかどうか」についてですね。
正確な把握は難しいですが何百kgなどの器具を置かなければ基本的には大丈夫だとは思います。
とはいえ、無限に置けるわけではないのも事実なので頭の片隅に入れておきましょう。
3. 空間的な余白の確保
ホームジムでは限られたスペースで器具を設置し、その中でトレーニングをすることになります。
注意しておきたいのは「スペース的におけるから器具を増やしても大丈夫」という考え方は危ないということ。
できるだけ器具を充実させたい気持ちは非常に分かるのですが、限られたスペースであっても「空間の余白」は大切です。
公共のジムでは当たり前のように器具同士で適切な距離を確保してあるので、利用者目線ではなかなか気付きにくい「余白」のこと。
例えば、パワーラックのようにバーベルを利用するような器具を設置する場合には、パワーラックのサイズが空いてればOKというわけではありません。
バーベルを設置して、さらにプレートの付け外しをするためのスペース(余白)も確保しておく必要があります。
他にも、懸垂をするために「チンニング(懸垂)バー」を設置するのであれば、高さ的に設置が可能であっても、懸垂で頭がバーよりも上に行くための余白を残しておくなどの考慮も必要です。
僕のホームジムだと20cm程度のスペースがあるので、問題なく懸垂ができています。
また、トレーニング動作ができる/できない以外にも、器具を詰め込みすぎるとトレーニング中に室内の家具にぶつかるなど思わぬ事故にも繋がります。
これを避けるためにも、空間の余白は意識しておきましょう。
経験談:6畳ホームジム構築方法とポイント
ここからは、実際に僕が利用している「ホームジム」を例にしながら、ホームジム設営に関する情報を紹介していきます!
本記事は「6畳のホームジム」をテーマにしていますが、僕の部屋は4.5畳程度なのでもう少しコンパクトです。
そのため「4.5畳でそれくらいならもう少し余裕がありそう」と受け取ってもらえればと思います!
ホームジムを作るための流れ
1. 部屋の用途を再確認
一番最初にやるべきなのが「部屋の用途」を明確にすることです。
これが結構大切でして、将来的にどの程度器具を追加しても問題ないかを判断する材料になります。
僕の部屋は「トレーニング部屋」兼「仕事部屋」という用途にしています。
そのため、4.5畳の部屋すべてをホームジム化するのではなく、一部仕事用にデスクや椅子などを置くためのスペースが必要でした。
この辺りを最初に決めておかないと「うわ、○○が置けないよ」ということになりかねないので注意が必要です。
逆に言えば、そこをしっかり決めておくことで器具選定が非常にしやすくなります。
2. 予算設定と優先順位付け
続いて、ホームジム化する上で切っても切り離せない「予算」についてです。
とは言ったものの、僕自身はそこまで明確に「○○万円まで」と予算を決めていたわけではありません。
なぜかというと、各器具を一気に買い揃えたわけではなく、少しずつ買い足しているからです(現在進行形)。
一気に買えないからこそ「まずはどれが必要か?」という優先順位を考えながら追加していきました。
ただ、全く器具を買ったことがない場合だと「そもそも何が必要で、どのくらいするのか?」というのも検討がしづらいとは思います。
この辺りは、後ほど僕が揃えた器具一覧をご紹介するので参考にしていただければと思います。
いい機会だったのでこれまで揃えた器具・グッズの累計金額を計算してみたら「192,008円」でした。
3. 器具の選定・採寸・購入
いよいよ器具の選定から購入までを実施していきます。
購入前に必ずやっておきたいのは、その器具が部屋に置けるかどうかメジャー等でしっかり採寸すること。
そして、その器具を利用してトレーニングする動作をエアーで念入りに実施してイメージすること。
何を揃えるかにもよりますが、購入した後に「思ったように置くスペースがなかった」「思ったように動けなかった」となってしまうと非常に悲しいです。
器具選定で大切にしたポイント
僕がジム設営、とりわけ「器具選定」で大切にしているポイントは以下2点です。
どちらもホームジム特有の「スペースに限りがある」ことに関係しています。
僕の場合、「複数種目に対応」を特に意識したのはチンニングバーを選ぶ時でした。
本格的にホームジムでのトレーニングを決意した時に真っ先に考えたのが「背中の種目をどうするか」ということ。
ジムであれば当たり前のようにできる懸垂ですが、自宅となるチンニングバーなど専用の器具を置かないと難しい種目であります。
しかし、「懸垂しかできないチンニングバー」だと多くのスペースを占有する割にできる種目が少ないという状態になります。
これだけは避けたかったので必死に探しました(笑)
器具の情報は後述の「僕のホームジムレイアウトと具体的な器具紹介」を参考にしていただければと思いますが、基本的にはそういった意識で選定しています。
また、長期的に使いそうかということも大切にしています。
一時の物欲で「これ欲しい」と買ってしまうと、後々になって後悔する可能性もあります。
最初は使ってたけど、しばらくしたら全然使わなくなってしまっては邪魔になってしまうだけです。
そんな状況を避けるためにも「長く使いそうか?」を考えましょう。
同時に「他の器具で代替できるか?」も考えてみるのもおすすめです。
よくよく考えたら同じ用途の器具を買ってしまってはもったいないので、意識しておくのがおすすめです。
失敗したこと
今のところ大きな失敗はありませんが、「床保護マットをギリギリサイズまで敷き詰めすぎた」というのは失敗だったかなと。
床に傷がつくのを防止するのと防音の目的で床マットを使用しているのですが、複数のマットを繋ぎ合わせるタイプなので壁際は切断して利用しています。
この時に、壁ギリギリのサイズで切断したのが「失敗だったな」と思いました。
素材にもよると思うのですが、季節によって若干の伸縮がありまして・・・。
夏など膨張により伸長するような時期には、ギリギリまで敷き詰めていると伸びた分の逃げ先がなく、結果としてマットがよれる現象が発生しました。
僕が購入したのは「EVA(エチレン酢酸ビニル)」と呼ばれる素材のものでしたが、見事にそんな状態に。
一旦外して再度切断すれば良かったのですが、既に色々器具やら家具やらを置いていたので面倒で・・・(笑)。
なので、もし床マットを敷く場合には気持ち余白を残しておくことをおすすめします!
僕のホームジムレイアウトと具体的な器具紹介
Myホームジムのレイアウト
参考までに、僕のホームジムの間取りと器具配置を紹介しておきます。
パワーラック機能を兼ね備えたチンニングバーが僕のホームジムの根幹になります。
この器具のおかげで全身満遍なく鍛えることができています!
また、プレートラックや収納棚を設置することによりトレーニングエリアに物が散乱するのを防ぎ、快適なトレーニング環境を維持できています。
先述の通り、「トレーニング部屋」兼「仕事部屋」なので2つのエリアに分割した構成にしています。
なかなかこういった情報は出ていないと思うので、参考にしていただければと思います!
器具・サポートグッズの紹介
最後に、僕が実際に利用している器具と購入当時の価格をご紹介します。
全体の金額は僕も確認したことがないので、本記事を書きながら初めて知ることになります(ドキドキ・・・)。
器具 | 価格 (購入当時) | 説明 |
---|---|---|
ダンベル(20kg×2個セット)★ | 15,950円 | 汎用性が高く、あらゆるトレーニングで大活躍 ホームジムを作るのであれば抑えておきたい必須アイテム |
アジャスタブルベンチ ★ | 12,800円 | 角度調整が可能であるため、トレーニングのバリエーションが広がる |
懸垂マシン / ラック ★ | 26,980円 | 懸垂+αが実施できる器具を選ぶのがおすすめ |
バーベル(60kgセット)★ | 29,920円 | ホームジムの質をワンランク上げてくれる 全身ガッツリ鍛えたい場合には特におすすめ |
ケーブルマシン① | 6,299円 | フリーウェイトとは違った刺激を家庭でも手軽に楽しめる |
ケーブルマシン② | 27,000円 | 少し値は張るが、スペース効率最強のケーブルグッズ |
アブローラー ★ | 1,032円 | 腹筋グッズの王道 |
シシースクワットマシン | 14,960円 | 脚トレのバリエーションを増やしたい場合に重宝 スペース効率はあまり良くない |
Tバーロウマシン | 2,992円 | 省スペースながら自宅で本格的なTバーロウができる |
プレートラック | 10,280円 | プレートを直置きしていた頃よりも圧倒的にトレーニングがしやすくなった 部屋の見栄えも良くなってモチベーションUP |
床マット(60cm×60cm×24枚)★ | 11,700円 | 防音・保護などの観点からホームジムではほぼ必須 |
その他、サポート系グッズは以下の通りです。
グッズ | 価格 (購入当時) | 説明 |
---|---|---|
パワーグリップ | 2,980円 | 主にプル系種目の質を大幅に向上させてくれる ALLOUTがコスパ最強 |
リストラップ | 5,000円 | ベンチプレスなどプッシュ系の種目で手首が安定 |
リストストラップ | 2,200円 | パワーグリップよりも手頃な価格でプル系種目をサポート |
リフティングベルト | 3,980円 | スクワットやデッドリフトなどの種目で腰を保護 |
バーネックパット | 2,280円 | スクワットやヒップスラストでバーバル直担ぎがしんどい場合に便利 |
アタッチメントグリップ | 2,199円 | 想像以上に汎用性が高くて重宝している |
EZバー | 4,950円 | バーベル(180cm)より小ぶりで取り回しがしやすい 手首にも優しく、腕トレの主戦力 |
Vバー | 3,358円 | ケーブルマシンやTバーロウマシンと組み合わせて利用 |
FatGripz | 3,949円 | バーを太くすることで違った刺激を入れることが可能 |
加重ベルト | 1,199円 | 懸垂やディップスの負荷を上げられて便利 |
合計すると「192,008円」だったので、ざっくり20万円程度あればそれなりにホームジムとしての環境は整えられるのかなと思います。
列挙してみると結構な数を買い揃えていることが分かりましたが、もちろんすべてを一括で揃えたわけではありません。
「必要だ!」と思ったタイミングでコツコツ買い揃えてきました。
ちなみに、すべての器具・グッズが必須か言われたら、そういうわけではありません。
僕個人としては購入して後悔したものはありませんが、あなたのトレーニングスタイルに応じて選択していくことが大切です。
器具選び自体も楽しいですしね!
強いて言うなら「ダンベル」や「アジャスタブルベンチ」など★マークの付いている器具は、僕がホームジムを作った初期の時点で購入したグッズでもあり、必須に近い位置付けになるかな思います。
スペース的に置けそうであれば是非検討してみてください!
少し古いですが、上記に含まれる器具を詳しく説明している記事を以前書いているので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本記事では、6畳という限られたスペースでホームジム環境を構築するための方法をご紹介してきました。
今回は僕が実際に利用しているホームジム環境を例にしながら「器具選びのポイント」や「価格感」などについて解説してきました。
しかし、これはあくまでも一例であり、絶対的なものではありません。
今回ご紹介してきた内容も参考にしつつ、ジム作りの工程も楽しみながらあなた自身のホームジムに必要な器具を揃えていってください!
少しでもあなたがホームジムで快適に楽しくトレーニングするための助けになっていたら嬉しいです!
本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは!