- 本記事にはアフィリエイト広告が含まれます -
こんにちは、キクです。
あなたは今の仕事が好きですか？
今の仕事で悩みを抱えていませんか？
本記事では、定年退職した70歳の男性が、女性向けファッションサイトの運営会社で「インターン<新人>」として働く映画『マイ・インターン』をご紹介します。
自分の働き方について考え、見つめ直すきっかけをくれる素敵な作品です。
本記事の内容
それでは、よろしくお願いします。
作品情報
公開年 ：2015年
上映時間 ：121分
監督 ：ナンシー・マイヤーズ
キャスト
- ロバート・デ・ニーロ（役：ベン・ウィテカー）
- アン・ハサウェイ（役：ジュールズ・オースティン）
- アンドリュー・ラネルズ（役：キャメロン）
- クリスティーナ・シェラー（役：ベッキー）
- アダム・ディヴァイン（役：ジェイソン）
- ザック・パールマン（役：デイビス）
- ジェイソン・オーリー（役：ルイス）
- レネ・ルッソ（役：フィオナ）
- アンダーズ・ホーム（役：マット）
- ジョジョ・クシュナー（役：ペイジ）
映画『マイ・インターン』のあらすじ
出典：ワーナー ブラザーズ 公式チャンネル | YouTube
長年勤めてきた会社を定年退職し、3年前に妻とは死別しているベン・ウィテカー。
時間を持て余している彼は、溜まったマイルで海外旅行に行ったり、楽しいこと探しをする日々を送っていた。
最初こそワクワクしながら過ごしていたが、帰宅するたびに「自分の居場所はどこにもない」という気持ちに襲われていた。
虚無感から逃れるために、彼は常に行動を続けていた。
そんな中、買い物からの帰り道に1枚の求人広告を目にする。
その内容は「シニアインターン」に関するものだった。
応募方法はインターネットを利用して、履歴書ではなく自己紹介動画をYouTubeにアップロードする必要がある。
70歳のベンにとってこれは難関であり、既に面接は始まっているというわけだ。
しかし、そんなことはベンにとって問題ではなく、迷うことなく応募した。
そんなベンのインターン先は、女性向けファッション通販サイト「About The Fit」の運営会社である。
この会社の女社長 / ジュールズ・オースティンは、若くして会社の拡大に成功し、多忙を極めながらも充実した毎日を送っていた。
しかし、多忙を極めるあまり、社内でシニアインターンを雇うプロジェクトが進んでいることなどすっかり忘れていた。
そして、部下から（ある意味で）突然「インターンの一人をあなたの直属にしたい」という一言に拒絶反応を起こす。
彼女は高齢者が苦手だった。
果たして、ベンとジュールズはうまくやっていけるのか・・・？
映画『マイ・インターン』の見どころと感想
ここからは、映画『マイ・インターン』における個人的な見どころ3点と感想をご紹介します！
1.誰にでも紳士的な対応ができるベンから多くを学べる
2.チーム・ベンの協力プレイでジュールズの窮地を救う
3.完璧に見えたジュールズの家庭環境の崩壊、そして・・・
見どころ1：誰にでも紳士的な対応をするベンから多くを学べる
ジュールズの経営する会社「About The Fit」は、今どきのファッション通販サイトということもあり、基本的に出社時の服装は自由である。
その上で、ベンは毎日スーツをバチッと着て勤務している。
しかし、彼は外見だけでなく、言動の至る所に「紳士」としての振る舞いが溢れているのです。
若い社員の多い「About The Fit」において、ベンは人生の大ベテランであり、他の人よりも余裕がある振る舞いができるのは当たり前とも考えれます。
しかし、果たしてそうでしょうか。
少し辛口な意見ではありますが、長く会社に勤めて定年退職したからといって、全員が他者を思いやることのできる紳士的な人間であるとは限りません。
一方で、ベンは常に他者を思いやる行動が「自然に」できる人物です。
もちろん、それは仕事中の話だけではなく、日々の行動にも現れています。
先の「身だしなみ」にはじまり、同僚が困っているのを見かけると自然に手を差し伸べたり。
例えば、フロアの段差に引っかかって荷台が押せない社員に「私が押してあげよう」と声をかけたり、同じ会社の彼女と喧嘩中の同僚の恋愛相談に乗ってあげたり。
部屋探しに困っている同僚に一時的に自分の家の空き部屋を貸してあげるなんてこともありました。
とにかく小さいことから大きいことまで、困っている人をほっとけないのです。
「会社での評判」や「会社での人間関係」を良くするなどの理由からではなく、人として他者を思いやり行動できるベンの姿勢は是非見習いたいものです。
本作をご覧になったら、そんなベンの紳士としての格好良さが伝わるのではないかと思います！
見どころ2：チーム・ベンの協力プレイでジュールズの窮地を救う
ベンは人当たりがいいため基本的に誰とでも仲良くなるのだが、インターン先ではジェイソン, デイビス, ルイスという3人の青年とは特に仲良くなった。
仕事の相談はもちろんのこと、プライベートな相談に対してもベンは紳士的に適切な回答を出していた。
年齢こそ大きく離れているが、4人は「友達」のような存在だ。
ある日、ジュールズはベンが運転する車の後部座席で、仕事のトラブル対応をしていた。
そんな中、母親から電話がかかってきて、ジュールズはさらにイライラした。
彼女は母親と仲が悪いのだ。
そんな苛立ちの愚痴メールを母親と電話しながら夫 / マットに向けて入力していた。
「Why is my mother always such a raging bitch？（意訳：なぜ母はこんなに最悪な女なの？）」
しかし、最悪なことにジュールズはこのメールを誤って母親に送信してしまったのだ。
送信直後には気付かなかったが、少し落ち着いた段階で気付いて大焦り。
なんとか証拠隠滅を図ろうと、ジュールズは会社の部下達に相談するも「サーバのハッキングは不可能」と言われてしまう。
そんな中、ベンが一つの提案をする。
「直接家に忍び込み、メールを削除するしか方法はない」
ジュールズはこれを「天才的！」と称し、ベンと仲良し3人組に対応を任せた。
家に到着すると、4人は早速パソコンを探し始める。
しかし、なんと家には警報器が設置されていて、家中に警報音が鳴り響く。
外ではパトカーのサイレンも聞こえてくる中、4人は無事にミッションを終えることができるのか・・・？
見どころ3：完璧に見えたジュールズの家庭環境の崩壊、そして・・・
会社を大成功させて、側から見ればジュールズは完璧な女性のように思えた。
しかし、誤って母親にメールを送信してしまったり、「私お酒は強いから大丈夫」と言いながら飲みすぎて酔い潰れたりと、少しドジな一面も持っていた。
ジュールズ直属のインターンとして働くベンは、そういった場面で彼女の隣にいることも多く、いつも問題を良い方向に導いてくれるベンを彼女は信頼するようになっていた。
ある日、ベンがジュールズを迎えに家まで行くと、彼女の娘 / ペイジが泣いていた。
友達の誕生パーティーに行くことになっていたが、ジュールズは仕事、夫は風邪気味で同行が難しいため、シッター（世話役）と一緒に行ってねとお願いするも「それは嫌だ！」という状況。
やむなくベンが同行することになり、その場は収まった。
ペイジをパーティーに連れて行った帰り道、ベンはとんでもないものを目にしてしまう。
ジュールズの夫 / マットの浮気現場だ。
ジュールズやペイジのことを考え、ベンはその問題を目撃してしまったことを黙っていることにした。
そんな中、ベンとジュールズは仕事で海外出張に行くことになる。
会社にとって重要な交渉をするためだった。
交渉の前夜、宿泊先のホテルで2人は他愛もない話を楽しんでいた。
楽しい話も一区切りしたところで、ジュールズは「話したいことがある」と切り出す。
「マットが浮気してる」
なんとジュールズも夫の浮気を知っていたのだ。
そこで初めてベンも浮気の目撃情報を彼女に打ち明けた。
怒りの感情はあるものの、最終的には家庭環境の回復を望むジュールズ。
一方で、いつも優しい回答をしてくるベンだったが、今回に限っては「そんな簡単な話ではない」というスタンスでいた。
彼は自分の妻との死別後も、妻を一途に愛しており、彼にとって浮気など到底考えられない行為なのだ。
今回の海外出張は、当然会社の今後の成長のためでもあるのだが、ジュールズ一家の状況改善にも繋がる可能性も秘めていた。
というのも、今回の交渉が上手くいくことでジュールズの負担は大きく減り、家庭での時間を今よりも取れるようになるからである。
果たして交渉は成功するのか？
そして、マットの浮気という大問題を抱えたジュールズ一家はどうなってしまうのか？
感想
本作は、一度だけでなく何度も見返したくなるくらい好きな作品の1つです。
僕は今の仕事（エンジニア）が比較的好きですし、楽しいと感じることもあります。
それでも、日々の業務に追われて疲弊してしまうことももちろんあります。
本作でのベンの働き方を見ていると、働くことに対しての姿勢が自分とは違っているなと感じます。
業界や職種によって働き方が異なるのは当然なのですが、ベンから感じる「違い」はもっと根本的なところにあるように思います。
一社会人として、一人の人間として、他者を思いやりながら働く。
そして自分自身も仕事ができることに感謝しながら楽しんで働く。
- 働くと言うことに疲れてしまった時 -
- 自分の働き方に疑問を感じた時 -
- なんかモヤモヤする時 -
僕にとって本作は、そんな悩みと向き合って、少しでも気持ちを前向きにしてくれる作品であると感じています。
これかも定期的に見返そうと思います。
映画『マイ・インターン』を無料で視聴するには
本稿では、映画『マイ・インターン』を無料で視聴する方法をシェアさせていただきます。
ここまで読んでいただき「マイ・インターンを観てみたい！」と感じていただけた方は、是非一度試してみてくださいね。
U-NEXTの無料トライアルを利用する
本記事でご紹介させていただく方法は、動画配信サービス「U-NEXT」の無料トライアルを利用する方法です。
無料トライアルの登録方法は以下の記事でまとめているので、併せて読んでみてくださいね！
関連記事：【映画】U-NEXT無料トライアルの登録方法（画像付き）
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は映画『マイ・インターン』をご紹介しました。
本記事ではロバート・デ・ニーロ演じるベンの良さについても触れましたが、正直語りきれていません。
紹介した部分以外にも、作中の至る所にベンの良さが散りばめられています。
きっとあなたにとっても何かしらの気付きを与えてくれる作品です。
是非一度ご覧になって、楽しんでみてください！
本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは！